食後に増えてしまった体重はどうしたら元に戻るのでしょうか?
ついつい食べ過ぎてしまったときには、体重計に乗るのが怖いですよね。こんなときには、どうやって増えてしまった体重を戻せばいいのでしょうか?体重を量るタイミングや計るときのポイントを紹介します。
増えてしまった体重を元に戻す生活習慣のコツもご一緒にどうぞ。
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食後から体重が戻るのはどのくらい経ってから?
たくさん食べた後に、体重が重くなったと感じたら、これは是非知りたいですよね。
人の消化の能力によって差は出ますが、おおよそ一日と考えていただければ良いかと思います。
体重増加は、胃に入れた食べ物と水分の重さ
水分は、尿となって排出され、食べ物は、便となって排出されます。
消化能力の高い人でしたら、数時間で排出されますが、消化がゆっくりの人は、次の日に食べた分が出てきます。
「食べたから太った」と焦らずに、排出されるのを待ちましょう。
とはいえ、食べたものが100%出てくるわけではありません。
栄養として、何割かは体の中に吸収される事も忘れないで下さい。
ですので、「どうせ出てくるから」と過剰に食べ続けるのは、肥満に繋がります。
食べすぎには注意しましょう。
食後に増えた体重が戻るのは2日間が勝負!
食後に増えた体重が戻るのは2日間が勝負です。
というのも、取りすぎたカロリーは、消費されない場合、脂肪細胞となってしまいます。
しかし、食べ過ぎてしまった時でも、2日かければ「無かったこと」に出来るのです。
2日と言っても、2日間何も食べないわけではありません。
厳密に言うと「18時間」何も食べなければ良いのです。
具体的に言いますと、その日の夜に食べ過ぎてしまった時は、次の日の朝食は水だけにして、お昼に食べると良いと言うわけです。
丸一日何も食べないというのは、大変ですが、1食抜くくらいなら簡単に出来そうですよね。
あくまでこれは、食べ過ぎてしまった時の方法ですので、適正な量を食べているのに、食事を抜くのは、体にも負担がかかりますから、やめましょう。
食後の体重は戻る?体重を量るときのポイント
食後の体重が戻ったかどうかは、体重を量ることでわかりますよね。
そのときのポイントをいくつかご紹介します。
体重はなるべく同じ時間に量る
朝に量る時や、夜に量る時など、思い出したタイミングで量る方もいるかと思いますが、ご飯を食べる前と後では、当然体重が違いますから、数値にバラつきが出てしまいます。
それでは、本当に太ったのか、痩せたのか分かりづらくなってしまいます。
ですので、できるだけ毎日同じ時間に量るのが、自分の体重を管理する上で大切な要素になってきます。
特におすすめの時間帯は、朝、トイレに行ってから、ご飯を食べる前に量るのが好ましいです。
正しい姿勢で体重計に乗る
次に量る時の姿勢ですが、体重計が体脂肪も量れるデジタルのタイプは、前かがみや、猫背になってしまうと、正しい数字で量れない時があります。
計量のつど、背筋を伸ばした正しい姿勢で量りましょう。
体重測定は衣服を脱いで行う
服やパジャマを着たままで量ると、正しい体重で量ることができません。
服やパジャマを脱いで、下着か裸の状態で量りましょう。
食後に体重を計るのはメンタル的によくない?
食後に体重を計るのはメンタル的によくないのは本当でしょうか。
自分が食事でどのくらい増えるのか参考までに量るのは構いませんが、毎回食べ過ぎたかなと確認のために、量るのはあまりおすすめできません。
何か荷物を持ったまま体重を量れば、重さが増えるのは当たり前のように、胃に食べ物や飲み物を入れると、その分重さが増えるのも当たり前のことです。
その数字に囚われてしまうと、水は重さこそあれ、カロリーはゼロなのに「体重が重くなるから」と極端に摂らなくなってしまうのは、体に良いことではありません。
同じように、野菜も肉や穀物類よりカロリーが低いのに、食べると体重が増えたように錯覚して、食べなくなってしまうのは、健康のためにも避けなければいけません。
人間は、体の中で消化や、排出を行いますから、食べた量の大半は外に出て行きます。
ですので、毎回食後に体重を量って、目先の重さに惑わされないようにしましょう。
体重が戻る運動を生活に取り入れよう!食べ過ぎないようにすることも大切
体重が増えてしまったら、プチ断食も良いですが、最もおすすめなのは、なんといっても運動です。
日々の生活に運動を取り入れ、また食べ過ぎないようにすることを毎日の目標にしましょう。
運動というと、普段運動をしていない人からすると、少しハードルが高いような気がしますが、日々のちょっとした行動に、運動をプラスすると、脂肪の燃焼に役立ちます。
具体的に例をあげますと、
「茶碗洗いをしている時にかかとの上げ下げをする」
「スマホを見ているときに、その場で足踏みをする」
「テレビを見ながらストレッチをする」
などです、最初は慣れなくても、習慣化すれば、それが当たり前のように身につきますよ。
また、イスに座っている時も、背筋を伸ばして下腹に軽く力を入れることを常に実行するのも、おすすめです。