ニットやセーターやTシャツなどをハンガーにかけて干したり、長い時間置いておくことで肩の部分にハンガーの跡がくっきり残ってしまっていることってありますよね。
そのまままま洋服を着てもそこだけポコっと跡が残ってしまいますね。
洋服についたハンガーの跡の取り方を紹介します。
意外に簡単方法なので是非試してみてください。
また跡を付けないためには、ハンガー選びも大事なことでした。
正しい選び方をみてみましょう。
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ニットやセーターなどの洋服にハンガーの跡がついた時の対処法
長時間、洋服をハンガーに掛けておいた際、着ようとしてハンガーから外した時に気付くのが、肩部分のハンガー跡です。ニットやセーター、または薄手のものであれば、特にハンガー跡が目立ち、着用しても肩のあたりがポコッと出ていて気になってしまういうこともあるでしょう。
洗濯ばさみで留めていたら、洗濯ばさみの跡が残ってしまったという話も、良く聞きます。気を付けてハンガーに掛けておいたつもりなのに、跡がくっきりついていた時はショックですよね。
でも、大丈夫です。簡単に治せる方法はあります。
洋服についたハンガー跡を取り除く為に必要なのは、熱と水分です。
この2つがあれば元に戻ります。霧吹きとドライヤー、もしくはアイロンの蒸気を使ってハンガー跡を取り除きましょう。
まず、ハンガー跡がついてしまった部分に霧吹きを掛けます。伸ばしながらドライヤーの熱を数分当てれば、ハンガー跡が消えるはずです。
もしくは、ポコッと出た場所を伸ばしながらアイロンのスチームを当ててみましょう。思ったより簡単に元に戻るはずですよ。
ハンガーに掛けた服の跡をとる簡単な方法
ハンガーに掛けたときについた洋服のハンガー跡を取るためには、熱と水分が必要になることはお分かり頂いたと思います。肩についてしまったハンガー跡を、さらに簡単に綺麗に取りたい方にお勧めなのが、スレンレスのボウルを使う方法です。通常の料理の時に使用しているステンレスのボウルで構いません。
ステンレスのボウルの部分に、ハンガーでついた跡のポコッとでた部分を沿わせて、丁度、カーブが肩の当たりに来るようにセットしましょう。霧吹きでほんの少しの水を吹きかけます。濡れているかが分からないくらい、ちょっと湿っているという程度に霧吹きをしましょう。
水分を含んだ生地は、少し膨らむはずです。手のひらで、肩のポコッとでた部分を押さえてシワを伸ばします。手のひらの熱を利用してプレスするというイメージです。水を掛けるだけでなく必ず手のひらで抑えることが大切です。1分程度押さえるとシワが取れていることに気付くでしょう。
あくまでこれは、洋服が汚れていないことが前提です。洋服に汚れがついていると、霧吹きでかけた水のせいでシミになってしまうこともあります。その際は、必ず洗濯をするようにしてください。
服にハンガーの跡を付けたくない!スライドするハンガーがオススメ
服にハンガー跡が毎回ついてしまうという人にお勧めなのが、アーム部分が伸び縮みするスライドハンガーです。
どんなのもでも、ハンガーに掛けておけば大抵は肩に跡がついてしまいます。とくにTシャツやセーターなどは、肩に跡がつきやすいでしょう。
そんな時は、スライドハンガーの使用をお勧めします。肩の部分に厚みがあり、その部分がスライドするので大きな衣類も型崩れしにくいのが特徴です。
メーカーによって様々ですが、様々なサイズの洋服に対応できます。大きいサイズから小さいサイズの洋服まで、肩部分を伸縮させることで、その洋服サイズにあったハンガーになるのです。
また、一般的なハンガーと比較すると、肩部分に厚みがあるので中に空気が入りやすく、袖下部分含め、洋服全体が早く乾きます。雨の多い梅雨や冬は、洗濯物が乾き辛い時期でもあります。そんな人にも、このスライドハンガーはお勧めです。
但し、スライドハンガーは通常のハンガーに比べて少々値段が高いのが難点です。家庭で洗濯不可能なセーターや柔らかいコートなどの肩に、ポコッとハンガー跡がついてしまって、結局クリーニングに出さなければならなくなってしまう前に、このハンガーを使用してみてください。跡がつかないだけでなく、型崩れも防ぎ、クリーニング代も節約できるでしょう。
ニットやセーターの保管方法や干し方について
ニットやセーターなどをハンガーに掛けると、肩に跡が付いてしまったり伸びてしまい、型崩れの原因になります。
ハンガー跡が付きやすいような服は、ハンガーに掛けることが不向きな洋服と言えます。洋服には、それぞれにあった収納方法があります。勿論ハンガー収納がお勧めの洋服も存在しますが、ニットやセーターなどは、柔らかく型崩れを起こしやすい洋服です。数日ハンガーに掛けておく程度なら構いませんが、出来れば、綺麗に型崩れせず収納したほうが無難でしょう。
ニットやセーターはハンガーに掛けず、出来るだけ畳んで収納しましょう。型崩れを防ぐことが出来ます。
洗濯の際の干す時も同様です。ハンガーに直接掛けて干すと伸びてしまったり型崩れしてしまいます。ニットやセーターを干すのであれば、平干しか吊干ししましょう。
ニットやセーターを平干しする際は、専用のネットがあるので、それを利用すると良いでしょう。普通にハンガーに掛けるのと違い、広げて干すことが出来、型崩れを防いでくれます。平干しネットがない場合、バスタオルを風呂蓋の上に敷いて、その上に広げて干しても良いでしょう。
吊干しは、竿に引っ掛けて干す方法です。袖が伸びてしまわないように、袖部分も竿に掛けましょう。ピンチで留める際は跡が残りにくいタイプのものを使用して下さい。
ハンガーは服にあわせて選びましょう
もしかしたら、服の肩部分にハンガー跡が毎回付いてしまうようならば、ハンガーが服にあっていない可能性があります。
つい、ハンガーを選ぶ際、好みやデザインを優先して選んではいませんか。洋服のサイズにあったハンガーを使用することで、型崩れは防げます。
ハンガーが肩幅より短すぎると、肩部分にハンガー跡が付きやすくなります。また大きすぎるハンガーは、袖の部分にハンガー跡が付いてしまいます。平らすぎるハンガーも良くはありません。
洋服も様々な種類があるように、ハンガーにも様々な種類があるのです。
正しいハンガーのサイズは、まず洋服の両方の肩の先から先までを直線距離で測り、そこから1、2センチ短い肩幅のハンガーが理想のハンガーです。もし、丁度良いサイズがない場合は、少し小さめを選ぶと良いでしょう。