ヤモリは害虫を食べてくれる家の守り神とは言われているものの、実際に家に現れるとおどろきますよね。
毒がないとはいえ駆除するとなると、スプレーを使うしか方法はないのでしょうか?家に入ってこないようにするためには?
できれば野蛮なことはしたくない…。そんな人のためのヤモリの駆除方法とおすすめスプレーについてご紹介します。
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ヤモリ駆除のためにスプレーは使わない方がいい?
ヤモリが急に目に入ったら、驚きますよね。
爬虫類好きな人にとっては可愛い外見かもしれませんが、そうでなければ、気持ち悪いと感じる人も多いでしょう。
ですが、いくら気持ち悪いと思ったからと言って、殺虫スプレーをかける様なことは止めましょう。実はヤモリは害虫ではありません。
ヤモリは「屋守」と書くのです。
それゆえに家の守り神とも呼ばれています。
触らぬ神に祟りなしです。
もし、蚊取り線香をお持ちなら、それを炊いてみるのが良いかもしれません。
きっとヤモリは逃げて行ってくれるはずです。
蚊取り線香は、大抵どれも効き目があります。
ヤモリに来てもらわないためには、ヤモリの餌退治をするのが良いでしょう。
餌はハエや蚊、蛾、蜘蛛、シロアリなどの虫です。
心当たり、ありませんか?
ヤモリの駆除方法とは?スプレーを使うなら「凍らせるタイプ」にしよう
ヤモリが家にでた時には、殺虫スプレーは使わずに外に出て行ってもらうのがベストです。
殺虫剤はかわいそうなので、やめましょう。
ヤモリの扱いは、犬や猫とかわらないのです。
どうしても今すぐに退治したいのなら、「凍らせるタイプ」を使いましょう。
ヤモリは変温動物なので、急に温度が下がると動けなくなります。
その動けない間に捕まえて、外に逃がしてあげましょう。
ヤモリが家に出るなら、家のどこかに通り道があるはずです。
また侵入されないように、塞ぎましょう。
小さなヤモリなら、通り道もとても小さいかもしれません。
玄関の小口や柱の隙間、風呂場のやキッチンなどの換気扇や換気口、エアコン周りの隙間などが、侵入口として怪しいです。
隙間が無いか、しっかり確認してみましょう。
侵入口を見つけたら、入ってこれないようにきっちりと塞ぎます。
ヤモリをすべて駆除できるスプレーはない?唯一の方法は粘着テープ?
ヤモリ対策としてもっとも有効なのは、「家に入れない」ことでしょう。
ヤモリが厄介なのは、特徴的な足の裏を持っていて、壁も窓ガラスすら落ちずに歩けてしまうことです。
ヤモリの足の裏には細かい毛がたくさん密生してます。
それは1平方メートルあたり10万~100万本の密度で、その毛の先端が100から1000本に分岐しているそうです。
それで落ちずに壁面を移動できるのですね。
ですから、侵入口は高い位置かもしれません。
何処かにヤモリの通り道が出来ていないか、しっかりと確認しましょう。
侵入口はとても小さいかも知れません。
換気扇や換気口など、怪しい場所は念入りに探しましょう。
また、よく出没する場所に、粘着シートを設置して捕獲するという手段もあります。
ヤモリは単独行動なので、一網打尽は無理でしょう。
その為、地道に対処しつつ、通り道を見つけ出して侵入を阻止しましょう。
家の外にヤモリが出た場合の駆除方法は?
ヤモリは特殊な足の裏を持っているので壁の移動などが可能です。
ですから外壁など、家の周りにもヤモリが出没する可能性は十分にあります。
そんなヤモリを撃退するには、どうしたらよいのでしょうか?
ヤモリは特殊な足の裏を持っています。
それでも、やはり網戸やコンクリートのような多少凹凸のある場所より、ツルツル面の方が苦手なのです。
ですから予算があるなら、壁面をツルツルにリフォームするのも、一つの手です。
ただし、予算にはそれなりの準備が必要になるので、本当にお困りの方は、考えてみるのも良いでしょう。
また、旧式の組み立て敷き住宅などは、部屋のうち壁と外壁の間に2cmくらいの通気口があります。
ヤモリの通り道となる可能性があるので、ネットなどで侵入できないように塞ぎましょう。
また、床下の基礎部分の通気口が大雑把な作りの場合には、塞いだほうが用意でしょう。
家の中への侵入を防いで、外で見つけたヤモリは地道に他の場所へ逃がしましょう。
ヤモリは都会に現れやすいってホント?
ヤモリは、都会にお住まいの方が「良く見かける」と聞きます。
ですが、都会にたくさんいて、田舎にあまりいないというわけではありません。
ヤモリは小さな虫が好物なのです。
ですから、田舎の緑がたくさんあるところにいる虫を求めて、ヤモリももちろん生息しています。
都会は緑が少ないので、人目につくところにヤモリがいるだけだと思います。
ゴキブリも都会ではよく聞きますが、田舎ではそんなに見かけたと聞きません。
きっと同じ理由からでしょう。
ヤモリは変体動物で、寒い時期には木の隙間などでじっとしてほとんど動きません。
春夏から秋くらいまでの暖かい時期に行動しています。
そして、実は夜行性の生き物なのです。
ですから、ヤモリを捕まえて逃がす時に余裕があるなら、夜間に虫が集まっている街灯付近などに逃がしてあげてください。