お部屋のインテリアに観葉植物があると癒やされますね!
なかでもベンジャミンは華やかで育てやすく人気があります!
すくすく大きくなるベンジャミンには、剪定作業が必要になります。
剪定のやり方と道具や時期について紹介します。
また切った枝は挿し木して増やすことが出来ますよ!
元気なベンジャミンを育てる為の、水やりや植え替えなどの栽培方法も詳しくみていきましょう。
スポンサーリンク
関連のおすすめ記事
-
願書や証明写真での上手な写り方と髪型などの身だしなみについて
大学の願書やいろいろな証明写真、髪型で気を付けなければいけない点はあるのでしょうか? いつも証...
-
本にシミができてしまう原因とは?キレイに落とす方法を教えます
読み終わって押入れや本棚に入れたままにしていた本を久しぶりに出してみると、「シミ」がついていることが...
スポンサーリンク
ベンジャミンとは?剪定のやり方の前に心得ておきたい知識
観葉植物にもいろいろなものがありますが、その中でも人気があるものの一つがベンジャミンです。艶やなグリーンの葉が茂る姿は瑞々しい美しさがあります。
幹の仕立て方にも遊び心のあるおしゃれなアレンジが施されたものもあり、独創的なインテリアとしてファッションに敏感な女性にぴったり。
ベンジャミンはもともとインドや東南アジアなど、熱帯地方原産のクワ科の植物。耐寒性にも優れ、5℃程度なら充分耐えることができます。花を咲かせずに実をつけるイチジクの仲間で、実のように丸い塊の中に小さな花を咲かせるます。ゴムの木とも近い種なので、幹や枝の表面を傷つけると粘りのある白い樹液が出てきます。
ベンジャミンは育てやすく生命力の強い植物なので、次々と新芽が出て枝が茂り株が成長します。あまり茂ってしまうと、日当たりや風通しが悪くなることで病気や害虫の影響を受けやすくなってしまいます。
刈り込みには強いので、思い切った剪定で形を整えることはベンジャミンの健康で美しい姿を保つためにも必要なのです。
ぜひお部屋のインテリアに合わせた剪定にチャレンジしてみましょう。
ベンジャミンの剪定のやり方と挿し木の仕方
ベンジャミンの選定に必要なもの
- 剪定バサミ
- 手袋
- エプロン
- 新聞紙やビニールシート
剪定の時期は5~10月の成長期に行い、10~15cm程度伸びたところで二股になっている枝の片方を根元から切り落とします。
幹は徐々に外側に向いてしまうのでワイヤーを使って、内側に寄せるように形を作ります。枝を切るときに出る白い樹液は、服につくと後で黒くなるのでエプロンを付けて作業しましょう。樹液には直接触れないように注意しましょう。
剪定で切り落とした枝は、水揚げをしすると挿し木をして株を増やして、楽しむことができます。
ベンジャミンの挿し木のやり方について
- 切り落とした枝の下の方にある余分な葉を取り、土中に5cm程度の深さで差し込みます。
- 水はたっぷり与えて半日は日陰になる場所に置きましょう。1週間から10日前後で根付きます。根がついたら肥料を与え、秋には室内に取り込んで冬越しして春・5月以降になったら植え替えをしましょう。
- 同じくらいの枝が3本以上あれば、枝を落としてからねじって1本に仕立てるのもおしゃれです。ただし、あまり早い段階でねじって形を作ってしまうと、幹が太くなってしまうので2~3年経ってから隙間をあけてねじるのがコツです。
ベンジャミンの剪定のやり方を知ったら元気に育てよう
- ベンジャミンの置き場所
春から秋にかけて、屋外に置くことができます。ただし、直射日光は葉焼けを起こすので、50%ほど日光を遮るようにしましょう。
日光を遮るには遮光ネットや寒冷紗を使うのが便利です。ホームセンターや園芸用品店、または最近では100円ショップでも販売されています。
ベンジャミンは耐陰性もあり、室内でも明るい場所なら大丈夫です。とはいえ、やはり健康な株に育てるためには日光は必要なので、できるだけ日光に当たるようにしてあげるようにしましょう。
室内でも強すぎる日光は葉が焼けてしまうので、レースカーテンなどで遮光することが必要です。
エアコンの風が直接当たると、これも葉が傷む原因になります。風が直接当たらない場所に置くようにしましょう。
- 水やり
乾燥に強く、土が乾いたらたっぷりの水を与えます。霧吹きを使って葉水を与えると、ベンジャミンにつく害虫予防にもなります。
- 肥料
肥料はなくても充分育ちますが、より健康な状態を保つためには2000~3000倍に希釈した液体肥料を10日に1度与えます。濃度は間違えると根を傷めるので正しく測りましょう。
もしくは、緩効性の置き肥が便利です。
ベンジャミンは植え替えも必要!
ベンジャミンは成長すると外見ではわかりにくいですが根も成長します。鉢の中で伸びすぎた根は、根詰まりを起こし呼吸ができなくなってしまうのです。こうなると株自体が弱り、最悪枯れてしまいます。
水を与えても水が土に吸い込まれていかずに表面に溜まってしまったり、鉢を持ち上げてみたときに底の穴から根がはみ出している場合には、ひとまわり大きな鉢に植え替えましょう。
植え替え根を傷めてしまう可能性もあるため、株に元気がある5~7月頃に行います。
ベンジャミンの植え替えに必要なもの
- ひとまわり大きな鉢
- ピンセット
- 培養土(初心者は「観葉植物用」の培養土がいいでしょう)
- 鉢底ネット
- 鉢底石または軽石
- 支柱
- 麻ヒモ
- 手袋
- 小型のシャベルやスコップ
- 新聞紙又はビニールシート
ベンジャミンの植え替え方法
- 植え替えの前に数日は、水やりを控えて土を乾燥気味にしておきます。ビニールシートの上で新しい鉢の底に鉢底ネット・鉢底石の順で敷き、その上に深さの3分の1ほどの培養土を入れます。
- 鉢から抜いたベンジャミンは、根を丁寧にほぐしながら余分な土を落とします。この時、傷んだり腐っている根は切り落としてください。
- 新しい鉢にベンジャミンを置いて、鉢のフチから4cmほど下まで土を入れます。支柱を差し込んで麻ヒモで結びます。土の表面から割箸などでつつくように土を押し込み、根の間にも土が入るようにしましょう。
- 植え替えが終わったら、鉢の底から流れ出るくらいに水を与えます。
- しばらくして新芽が出たり、枝が伸びてきたら根が定着したということですので、支柱は抜いても大丈夫です。
ベンジャミンには色んな種類があるんです
ベンジャミンにも葉の色や枝ぶりが違い、印象も違います。インテリアに合った色合いや形状のものを選ぶといいですね。
【フィカス・ベンジャミナ】
一般的に見られるベンジャミンで、深いグリーンが落ち着いた印象を与え、和室・洋室こだわらず合わせやすい色味です。
【ゴールデンプリンセス】
ベンジャミンの枝代わりで、白い「斑」が入っているのが特徴です。葉の色も明るいライトグリーンで、全体に明るい印象があるのでダークトーンのインテリアに合わせると、部屋を明るく見せてくれます。
【スターライト】
濃いグリーンの葉のフチに乳白色の斑が入っているのが特徴で、よりおしゃれな印象があります。低温や暗い場所には弱いため、置き場所には注意が必要です。
【ベンジャミンライム 】
明るいライムカラーが特徴のベンジャミンです。明るく華やかな印象があります。
【ベンジャミンブラック】
より深い緑色が黒を連想させることからその名があるベンジャミンブラック。モノトーンやシックなインテリアで統一したい方にはお勧めです。