カラスの子育て時期は人を襲うこともあるため怖いですし、その道を通れないこともあります。
カラスが怖い時はどうすればいいのでしょうか。その道しか通れず迂回できない時の回避方法とは?
巣を撤去する、巣を作りそうな木を伐採することも大切ですが、危険を感じたらその場からすぐに逃げたほうが賢明です。
カラスが子育てする時期は十分注意しましょう。
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カラスが怖いと道を通れない時の対策
カラスは繁華街や公園、歩道など、ありとあらゆるところにいますがやはり木やゴミ箱がたくさんいるところに集まっていますよね。
子育て中のカラスはとても警戒心が強いですし、そうでなくても人を襲う事があり人々からとても嫌がられる鳥でもあります。
歩いている最中に上にカラスが止まっていたら怖く通れず、どうしたら良いのでしょう。
カラスよけに最も効果的なのは傘
傘は雨が降っている日しか持ち合わせないと思いますが、天気が良い日は日傘がとても役に立ちます。
日傘をさすことで紫外線対策はもちろん、カラスも近寄ってきません。
カラスはとても頭がよい鳥です。
わざわざ武器を持っている人間に襲うことはありませんし、頭上からでが傘が邪魔で人間の位置も見えません。
また普段からゴミ箱の近くを歩かないことが最善策です。
カラスは人間を襲うよりもゴミをめがけて飛んできますので、ゴミ箱がある位置を避けて道選びをしましょう。
カラスが怖いけどその道しか通れない時の回避方法
カラスが怖い、だけどここは避けては通れない、どうしようもない場合は両手を上げてカラスを刺激しないようにそっと通り過ぎましょう。
両手をあげて通ることで翼が傷つくひっかかるということがありカラスが襲ってくる可能性が低くなります。
カラスが怖くてとっさに石を投げたり、大声をだして威嚇したり、追いかけたりする人がいますがそれは間違いです。
カラスは仕返ししようとしてきますし、同じような風貌の人を見つけて同じ人と認識しその人に襲いかかり威嚇しようとします。
カラスの攻撃
鳥といったらくちばしで頭をつつくことを想像するでしょうが、足で後頭部のあたりを蹴ったり、もちろんくちばしでつついてきたりもします。
そのため両手を上げ頭の範囲を少しでも狭く、そしてカラスも羽の事を気にして上手く攻撃できなく諦めます。
そして一度攻撃してくるとけっこうしつこく、その人の姿が見えなくなるまで目で追っています。
カラスが怖い通れない道の原因物を撤去するのも方法の1つ
普段私達が見るカラスはおでこのでっぱりが特徴的なハシブトカラスとおでこからくちばしにかけてでっぱりがないハシボソカラスの2種類です。
地上からはどのカラスも同じ種類に見えませんが、この2種のカラスでは好む木が違います。
前者のカラスは見通しが悪い木を好み後者は見通しの良い木を好みます。
どこにでもこのような木がありますが、住宅や繁華街にある気は小まめに剪定されることが多いので、見通しが良い木が多いハシボソカラスの方が私達に馴染みはあるのではないでしょうか。
カラスは巣が安定しやすい枝を見分けて木を選ぶ
小まめに剪定することがカラスが威嚇してこないための最善策です。
子育て中のお母さんは人間と同じように動物であっても神経質ですので人間が危険とカラスが判断すれば襲いやすくなってくるのです。
またこの対策は一時的なものであり、カラスが巣を作りやすいと思えば懲りずにまた巣を作り始めます。
またカラスはとても頭が良い鳥です。
一度人間から危害を加えられると、それ以降人間に威嚇しやすくなると言われています。
巣の撤去など、あまり自然の動物には手を加えたくありませんが、これも人間が心地よく生きていく術でありますので仕方がないような気もしますね。
カラスが怖い時期は子育て中
カラスが威嚇しやすくなる時期
まさに子育て中です。
そんな事をするとカラスの巣がある下は怖くて余計に通れなくなってしまいますが、人間がカラスに対して威嚇しなければ、カラスも襲ってくることはあまりないでしょう。
カラスは暖かくなる4月頃に子育てのために巣を作り始め、ゴールデンウィークあたりに卵を生みます。
卵からヒナに孵り、巣立ちまで約1ヶ月半程度の間巣を拠点とし生活します。
この時期が最もカラスの警戒心が強く威嚇しやすくなります。
この時期に威嚇する場合は子供を守るための行為でありますのでオスメスの1~2羽で攻撃をしてきます。
巣の20~100mが縄張り範囲ですので知らず知らずのうちにカラスの縄張りに足を踏み入れてしまうことがありますので、気づいたら早めにその場から立ち去りましょう。
カラスの巣があって通れない、巣を撤去したい場合は
カラスが怖い、通れない、そんな時はカラスの巣を撤去することが解決先でありますが、だからといってカラスの巣を簡単に撤去出来るかというとそうではありません。
法律で鳥獣保護管理法というのがありますがこの法律によりカラスの安全が守られるからです。
これはカラスの卵やヒナであっても適応されますので、カラスの子供が巣立っていかないと撤去はできないのです。
それを無視して撤去してしまうと、懲役1年罰金100万以下の刑が科せられます。
まずは、カラスの巣があり通れなくて困っている場合は自治体に相談し、自治体の判断に任せましょう。
私達にできることは、自治体に相談、カラスがいる場所を迂回する、傘をさす、両手を上にあげて通る、そしてカラスに対して余計な威嚇をしないことなのです。