美しいアゲハ蝶を自宅で育てて幼虫から羽化させてみましょう。エサと飼育環境させ整えれば、比較的容易に飼育が可能です。
ただ、注意すべき点はエサ。アゲハ蝶の幼虫は特定の植物しか食べません。知らずに思い込みで別の野菜などを与えてしまうと悲しい結果になりかねません。
飼育するアゲハの種類を把握して正しいエサで飼育すれば、数ヶ月後には美しい蝶の姿が見られますよ。
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アゲハの幼虫を飼育する場合に用意するケースとエサについて
アゲハの幼虫を飼育するために必要なものはケースとエサです。
まず、ケースを用意しましょう。
夏休み近くなると良くお店で見かけるような、昆虫用のプラスチックケースでも良いですし、食材保管用のタッパーでも大丈夫です。
掃除をするので、開け閉めが簡単なものがおすすめです。
また、幼虫が小さいうちは、探しやすくするためにケースも小さなものの方が良いでしょう。
最近ではあまり見かけませんが、フィルムケース程度がベストです。小さなタッパーでも良いでしょう。
タッパーを用意した場合、密閉されているので空気穴が必要かと思うでしょうが、その必要はありません。
昆虫は私たちよりもずっと少ない空気で生きていけるので、掃除の時の開け閉めで十分足ります。
ただし、長時間開けられない時には、空気穴を開けることをおすすめします。
次にエサですが、蝶の幼虫は決まった植物だけを食べます。
アゲハチョウやクロアゲハなどにはミカン科の葉を、キアゲハにはセリ科の植物を与えましょう。
幼虫にはお気に入りの植物があり、それ以外は食べません。
春の新芽しか食べない種類もいるので、飼育する幼虫の生態については事前によく調べましょう。
アゲハの幼虫に与えるエサの注意点。新鮮なものをたっぷりと
アゲハの幼虫にエサをあげるときには、好みの植物を与えるほかにも、いくつか注意点があります。
幼虫はたくさんの葉を食べて、さなぎになり、蝶へと変身します。
その為、栄養もたくさん必要になりますので、エサもたくさん与えてください。
また、幼虫は葉がしおれると食べてくれません。
もぎ取った葉はすぐにしおれやすいので、水に挿しておきます。
小さな幼虫が水の中に落ちては大変なので、瓶に水を入れたら、ラップをはってから葉を挿しましょう。
葉を挿してから綿をつめるなどして隙間をふさぐ方法でも大丈夫です。
大事なのは、幼虫が水の中におちておぼれないことです。
幼虫の飼育ケースを置く場所は、刺激が強すぎるので直射日光の当たらない場所におきます。
エサは何を与える?育てるアゲハ蝶の幼虫の種類を確認しておく
アゲハの幼虫を飼育しようと思ったら、まずは飼育するアゲハについてよく調べましょう。
アゲハは種類によってエサが違います。
ミカン科の植物を食べて育つ種類とセリ科の植物を食べて育つ種類がいます。
ミカン科の植物が好きなのは「ナミアゲハ」と呼ばれる、よく見かけるアゲハ蝶です。
ミカン、ユズ、サンショウなどがミカン科の植物です。
また、セリ科の植物が好きなのは「キアゲハ」と呼ばれる少し黄色みの強い蝶です。
セリ、ニンジン、パセリ、アシタバなどがセリ科の植物になります。
アゲハは好きな植物以外は食べないので、種類の確認が必要になります。
幼虫を見つけてきた場合は、どこで見つけたのかがわかると、食べる植物もわかるでしょう。
アゲハの幼虫が成虫になるまでの期間は?その間の注意点
アゲハは卵から成虫になるまでに、1~2ヶ月ほどかかります。
始めはとても小さな1齢幼虫です。
3齢幼虫までの期間は3週間程度で、緑色になってきた4~5齢幼虫も3週間くらいの期間を要します。
緑色になった頃にミカンの葉をたくさんあげて、全く食べなくなったら蛹になる準備に入ります。
そこからはそっと見守りましょう。
成虫になるまでのポイントで最も大事なのは、エサになる植物の種類です。
ある程度大きくなったら、エサの葉は枝ごと入れたほうがしおれにくいのでおすすめです。
しかし、枝ごと入れられるケースが必要になります。
枝はそのままではしおれてしまうので、水などに挿すか、濡れティッシュで押えてラップを巻くなどして、乾燥を防ぎましょう。
葉っぱが少なくなったら枝を交換してください。
幼虫が大きくなってくると、大量に葉っぱが必要になります。
アゲハの幼虫が特定の植物しかエサにしない理由は?
アゲハのように特定の植物だけを食べることを食草や食樹と言います。
それはアゲハの幼虫の本能です。
植物は葉を食べられないように毒成分を作り出しますが、蝶はそれを食べるために抵抗力をつけてきました。
それは、植物と蝶とのいたちごっこのようなものでしょう。
蝶としては、たくさんの種類の植物の抵抗力を身につけるより、1種類の植物の抵抗力を身につける方がたやすかったのではないでしょうか。
そのような長い進化の歴史が反映されて、食草や食樹が本能として備わったのだと考えられています。
その能力を生かして、蝶の中にはあえて毒成分を体内に蓄積して、鳥などから身を守る種類もいるのです。
また、幼虫は特定の葉しか食さないため、メスの成虫は産卵場所を正確に判断する必要があります。
間違えて産卵することは、次の世代の生存数に多く影響することでしょう。
そういった理由から、蝶には特定の植物を見分ける能力が備わったのです。