ラジオの電波が入りにくいと、大切な情報を聞くことができずに困ってしまいますよね。特に災害などの時は、ラジオを使って情報収集をする事もあります。
ラジオので電波が入りにくい原因は一体何なのでしょうか。電波を入りやすくする方法を確認して、快適にラジオを聞きましょう。
そこで今回は、ラジオの電波が入りにくいときにできる対処法についてお伝えします。
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ラジオ電波が入りにくいときに試したい方法
ラジオの電波が入りにくいと感じた時、まず確認したいのはアンテナです。
AMラジオの場合
AMラジオのアンテナには指向性があり、向きを変えると感度が変わり受信状況も変化します。角度や向きを変えてみて、一番聞き取りやすい位置を探ってみましょう。
FMラジオの場合
FMラジオのアンテナは周波数に合わせた設計のため、中途半端な長さでは本来の性能が発揮されません。アンテナは完全に伸ばした状態で使いましょう。
ラジオは障害物や電波に干渉するものがある場合、受信状態が悪くなります。FM電波は鉄筋コンクリートの建物などで感度が悪くなるので、周囲の建物によってはクリアな音で受信するのが難しい場合があります。
地形やビルが多い地域などでは中継局が設置されている地域があるので、最寄りに中継局がないか調べてみるといいでしょう。
ラジオの電波が入りにくい時の状況別の対処法
前述したようにアンテナの長さや方向を確認して、それでも電波が入りにくいようなら室内と室外で感度の違いを確かめてみましょう。
室内に入ると電波が悪いという場合
建物自体が鉄筋コンクリートなどのため壁が電波を遮っている可能性があります。
遮蔽物の少ない窓際にラジオを置いて受信状況が改善できないかも試してみてください。ただ、金網が入れられたガラス窓などの場合は、あまり改善できないかもしれません。
電波は受信している様子なのに雑音が入る
こういったケースでは、家の中で使用している電子機器が電波に干渉しているのではないでしょうか。
パソコンやゲーム機など無線でネットに繋いでいるものは要注意です。他にも一般的に使う家電の中にもラジオにノイズを発生させる電磁波を発している場合があります。
家電から遠ざけてみるのもノイズ対策の一つです。
インターネットでラジオを聞けば電波が入りにくいことがない
最近はラジオをインターネット経由で聞く人が増えています。パソコンやスマートフォンで専用アプリを入れるなどしてネットラジオを聞くと、アンテナを伸ばして聞いているものと比べ雑音もなくクリアな音声で聞くことができます。
どうしても電波が入りにくい地域や環境の場合
ネットラジオを活用するといいでしょう。
詳細で便利なコンテンツを聞きたい場合には有料のこともありますが、無料でも楽しめるコンテンツがあります。
また、通常のラジオでは自分の住んでいる地域の放送局しか受信できませんが、日本全国はもちろん世界各地のラジオも聞くことができます。
インターネット環境が整っているのであればラジオはネットで聞くのがお勧めです。語学の勉强にも活用できそうですよね。
ラジオのアンテナを手作りしてみよう
ラジオの電波が入りにくい時は?
もっと感度が良くなるようにアンテナを自作するという方法もあります。
ホームセンターなどで入手できる園芸用のプラスチックや竹の支柱を用意します。長さは1.5~2m程度のものを1本。金属製のものは不可です。
この支柱の先端にビニールで覆われた細いケーブル線(15~20m)をしっかりと固定し、釣り竿のように先から垂らします。ケーブルのもう一方は室内に引き込み、ラジオの本体に数回巻き付けましょう。
ケーブルを巻き付けた支柱を室外に出す方向で感度が変わります。
【注意点】
マンションなどの集合住宅では、管理組合のルールに従って行いましょう。落下すると危険なので安全を確認して確実に取り付けるようにすることが必要です。
ベランダの物干しをアンテナにする方法が紹介されることもありますが、感度の改善はあまり期待できません。
車のラジオの電波が入りにくい時は
入りにくいのは配線不良によるもの
カーラジオの電波が入りにくい場合、原因が取付時の配線ミスだったというケースもあります。アンプやアンテナのアースが正しく接続されていなかったり、ネジやナットの締め付け不良。接続ヶ所についたホコリが原因で、ノイズや感度不良が起こることもあります。
配線などに自信がない場合は、カー用品店やディーラーで点検や修理をしてもらいましょう。
オルタネーターノイズとラジオの関係
車のオルタネーターのノイズがラジオに干渉することで、エンジンの回転数とリンクするようにノイズが入ります。
アースの電位差やカーオーディオと車種の不適合によって生じるもので、純正品ではないカーオーディオを取り付けた時にしばしば起こり得ます。ケーブルを取り替えたり、ノイズフィルターで改善することはできますが、完全にクリアな音で受信できない可能性があります。
プロに相談して純正品やそれに準じた適合する機種のオーディオに付け替えるといいでしょう。
災害時だけじゃない。普段のBGMにラジオを活用してみては?
テレビやインターネットの普及で影の薄くなったラジオですが、最近はインターネットラジオというかたちで見直す向きもあります。
また、様々な災害が多発する日本で緊急時の情報収集にラジオが重要な役割を果たします。
ただ、どうしてもラジオの無線電波は地形や建物の立地によって入りにくいことも少なくありませんよね。もしもの時のためにも、自宅でラジオが聞けるかどうか試したり受信状況を改善できるか確認しておいたほうがいいのではないでしょうか。
災害時以外でも音声だけのラジオは何かしながら聞き流すのにぴったりです。テレビとは違い、音声だけで伝わる情感は普段ラジオを聞かない人には新鮮に感じるのではないでしょうか。
普段は聴かないような音楽を知ることもできるでしょう。
聴きたくても電波が入りにくくて聴けないという人も、今回紹介した方法で試してみてください。