日本の夏は高温多湿と言われていますが、湿度と気温の関係って気になりますよね。
なぜ湿度が高いと暑いと感じるのでしょうか?梅雨の時期はそれほど気温は高くないのに体が蒸し暑いと感じるのは湿度が原因?
不快指数は湿度に関係している?湿度が高いとなぜ暑いと感じるのか、その原因と部屋の湿度を下げる方法を教えます。
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湿度が高いとなぜ暑いと感じるの?
今日は暑いかな?OOに行く予定があるけど、天気はどんな感じなのだろう?そう思って天気予報を毎朝チェックしたりしますよね。しかし、温度だけが体感温度を測る材料ではないことを知っていましたか?
実は、湿度も多いに関連してきています。湿度が高いと、暑いと感じるのです。その理由をここで少しみていきたいと思います。
気温がそれほど高くないのに外に出てみると、思ったより暑く感じる。それは、あなたの体が、温度自動調節機のような働きをしていて、一定の温度を保つようにしています。その際、体温を下げる必要がある時ですが、血管が開いて、手や脚に血が流れるように働きます。そのことにより、熱が肌をとおして外に発散されます。汗として蒸発されますが、それが湿っぽいと感じるのです。
すでに湿度が高いときですが汗は蒸発しないので、熱さを感じることなく、ばててしまいます。
湿度が高いから暑い、よりも不快指数を参考にしよう
湿度が高いと汗が蒸発しないので、バテてしまうことをみてきましたが、今度はどの位の湿度が調度よいかについてみていきたいと思います。
温度は、場所によって違ってきますよね。温度も高すぎると人は生きていくのが困難に」なってしまいますが、調度良いのが25度前後ではないでしょうか。
でも、ここで先ほども触れたように、湿度についても考えなくてはいけませんよね。
どの位の湿度が調度良いのか。そこで気にしなくてはいけないのが、不快指数(ふかいしすう) というものになってきます。それはいったい何なのでしょうか。
不快指数 とは、人間が生活していて不快と感じる体感を気温と湿度で表した指数になります。
この不快指数ですが、65-70くらいだと、心地よいと感じるようです。
その為、気温をチェックするより、この不快指数を気にした方が良いのかもしれませんね。
なぜ日本の夏は湿度が高い&暑いの?
先ほどは、湿度や温度で心地よいと感じる不快指数についてみてきましたが、ここではどうして日本の夏は湿度が高いのか、暑いと感じるかについてみていきたいと思います。
日本の夏は湿度が高くなり、冬は逆になりますがそれはどうしてなのでしょうか。
まず夏が湿度が高くなる理由ですが、太平洋高気圧が関連しているようです。湿った空気が、日本の夏を覆うため、湿度が高くなりジメジメしやすくなってきます。
冬は何が関連しているかというと、大陸性高気圧が関連しています。ロシアや中国から入ってきて、日本海で水蒸気を吸収して日本に来ますが、山にぶつかって日本海側に雪をもたらすようです。
雪のあとは乾燥し、その乾燥した空気が太平洋側に来るので、日本の夏は乾燥するのです。
上記が、日本の夏は湿度が高く、冬は低くなる理由になります。
人間が暑いと感じる温度と湿度とは?
日本の夏は湿度が高く冬は低くなる理由を見てきましたが、今度は人間が暑いと感じる温度と湿度についてみていきたいと思います。
熱中症も深刻な問題になってきていると思いますが、私たちは実際どの位の温度や湿度で暑いと感じるのでしょうか。
風がないときで、大体28度くらいで暑いと感じるようです。
節電も話題になっていますが、節電のことも考えると、エアコンの温度も28度位に設定するとよいように言われていますよね。それでも、少し暑いと感じているかもしれませんが。
大体ではありますが、室温28度、湿度60%位で、人は心地よいと感じているようです。湿度ですが、50-60%位だと良いのではないでしょうか。
部屋の湿度を下げるための方法を教えます!
気温は大体28度位、湿度は60%位だと暑いとは感じず、心地よい温度と湿度ではないか?ということをみてきましたが、最後に湿度を下げるための方法を紹介していきたいと思います。
一つ目の方法ですが、風とおしをよくすることです。
窓を開けて、風通しをよくすることで、湿度を下げることができます。
時間ですが、5-10分でも効果はあると思います。部屋の場所としては、玄関、窓などがよいと思います。空気の入り口と出口を作ることによって、空気の入れ替えをすることができ、湿度を下げることができます。
次の方法ですが、エアコンの除湿機能も有効利用できます。
夏の間は、窓を開けていても暑い空気が入ってくると思います。そうすると、室内でも熱中症にかかる可能性もありますよね。エアコンをうまく使ってみてはいかがでしょうか。
エアコンにも除湿機能があると思いますが、部屋の空気を吸い込んで、室外に排出して、水分を取り除いてくれます。
気をつけたいのは、冷たい空気だけに頼ると、寒くなりすぎることがあるので、温度調節には注意して下さいね。うまく、空気の入れ替えであったり、エアコンを使って快適な夏、冬を過ごしてください。