トマトに豊富に含まれているリコピンは抗酸化作用があるため食べると美肌になるといわれています。
そんなリコピンを効率よく吸収するためには「黄色」のトマトを食べるのがお勧め。
トマトに世界中で数千種類もあると言われていますがその中でも黄色のトマトは特に栄養価が高くリコピンも体内に吸収されやすい種類が多く含まれています。
こちらではトマトの黄色い品種の詳しいお話やリコピンの効果についてご紹介します。
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トマトの黄色い品種はリコピンの量や甘さに優れている
赤くてみずみずしいトマトは、野菜の中でも人気のあるもののひとつではないでしょうか。
ひと昔前は、数種類の赤いトマトが店頭に並んでいるのが一般的でしたが、最近ではトマトの品種改良が進み、色も赤だけでなくピンクや黄色、黒に近い赤など様々な色のトマトが色鮮やかに並んでいます。
私たちが、お店で見かける赤いトマトは、このトマトの色でいうと「ピンク」に近いもので、日本ではこの種類が一番多く、ほとんどの種苗会社で扱っている種類です。
味も、甘みが強くジューシーなことが特徴です。
赤みが強いトマトは、海外の主力品種が多く、おもにジュースに使われています。
こちらは甘みよりも酸味が強いのが特徴です。
そして、黄色のトマト。店頭でも赤いトマトの中にあるとひときわ目をひきます。
これは、発売当初よりも赤いトマトに味も近づいて甘みも強くなってきています。
よく道の駅などで見かける珍しい紫(黒にちかい)のトマトがありますが、これもみずみずしくてとてもジューシーです。
それぞれに、トマトの栄養素であるリコピンが多く含まれているので、味を比べてみるのも面白いですね。
トマトの栄養成分を紹介! 黄色はカロテンの色!リコピンもいっぱい
トマトに含まれる栄養成分として、一般的に広く知られているのが「リコピン」ではないでしょうか。
このリコピンには、効酸化作用があり、体に有害な活性酵素の働きを抑えるという効果があります。
この働きが、ガンや動脈硬化、そして老化の予防などに効果があるとされています。
昔からヨーロッパのことわざで「トマトが赤くなると医者が青くなる」というものがありますよね。
体にとって、栄養価の高いトマトを食べることが病気知らずの健康な体を作るということになります。
トマトの魅力は、酸味と旨みであることはご存知の通りですが、この旨みはどこからきているのか知っていますか?
トマトの旨み成分は、トマトに豊富に含まれるグルタミン酸からきているのです。
日本では、旨みの調味料として昔から昆布や干ししいたけや使われることが多いですが、欧米では、これと同じ働きでトマトが使われています。
特に、トマトは熱を加えることでこの旨みがぐっと増すので、トマトソースなどで食べることもおすすめの食べ方です。
トマトは生で食べるのはもちろん、肉や魚などとも料理の相性がとても良いので、積極的に食生活に取り入れていきたい野菜ですね。
トマトは種類が豊富!その中でも黄色のトマトはリコピンが多い!
トマトは、年々品種改良が進み、日本では120種類を超えるトマトがあります。
世界の中では、なんと8千種類を超えるトマトがあります。
トマトが出始めた当初は、大玉トマトのみでしたが、近年では中玉(ミディアム)トマトやミニトマト、さらに小さいマイクロミニトマトまで大きさも様々はトマトが出ています。
トマトの色も、トマトの特徴である赤だけではなく、ピンク色、黄色、黒色という4種類の色が存在します。
色の違いによってトマトに含まれる栄養はほとんど変わりはありません。
トマトの色の基本になっているのが、「カロテノイド」や「ポリフェノール」といった栄養成分の含まれる量の違いです。
「カロテノイド」には、赤や黄色やオレンジ色といった色素が含まれています。
そして、「ポリフェノール」にはよく紅茶や赤ワイン、チョコレートなどに含まれるということで知られていますが、ほとんどの植物に存在している苦味成分や色素成分のことです。
ポリフェノールには、抗酸化作用があり、動脈硬化や生活習慣病の予防にも効果があるということで知られている栄養成分です。
黄色のトマトは、見た目も鮮やかで売り場でも目をひきますが、あの黄色は「β-カロテン」という栄養成分がたくさん含まれていることから来ています。
「β-カロテン」にも、ポリフェノール同様、強い抗酸化作用があります。
トマトの栄養の代表であるリコピンとはどのような栄養素?
トマトといえば、真っ先に思い浮かぶ栄養素は「リコピン」と答える人が多いのではないでしょうか。
このリコピンという栄養素は、体内で増えた活性酸素の働きを抑える抗酸化作用の効果があると言われています。
人間が取り込んだ酸素は体内で活性酸素に変わり、体に入ってきた細菌を退治してくれるという重要な役割を持っていますが、この活性酸素が不規則な生活などで体内に過剰に留まってしまうと、体の細胞などにまで活性酸素が攻撃し、細胞や血管を酸化させてしまうということになります。
酸化した状態とは、一般的な例えでは釘などが黒くなったり、切ったリンゴの断面の色が変わるということを想像するとわかりやすいですね。
リコピンは、人間の体内では作り出すことができない栄養素なので、自分でトマトを食べることで取り入れるしか方法がありません。
特にこのリコピンは若いトマトよりも真っ赤に熟したトマトに多く含まれているということもわかっています。
トマトの持つ、この抗酸化作用により美容にも良いということが言われています。
かといって、トマトばかりを食べるというのでは食のバランスが保てないので、あくまでも自身の健康を保つための補助として、トマトを取り入れていけるといいのではないでしょうか。
種類が豊富なトマト!特にリコピンが多いのはどんなトマト?
トマトといっても、色や種類も様々です。
料理の用途によっても、向いている種類が違ってくるというのは他の野菜にはあまりないことなので面白いですね。
私たちが、お店で見かけるトマトは「生食用トマト」が多いですね。
生の調理用トマトというのもあり、一般的には流通していることが少ないのですが、このトマトは加熱することで果肉がやわらかくなり、味も濃厚になるという特徴があります。
この調理用トマトはトマトの水煮缶として置いてあるものと同じ働きがあるので、トマトで煮込み料理などをするときには、これを利用すると便利です。
日本では、トマトは一般家庭ではサラダとして食べることが多いですよね。
でも海外では、生でトマトを食べることよりも、トマトを加熱調理して食べることの方が多いようです。
トマトに含まれる栄養素であるリコピンは熱を加えることにより栄養成分の吸収率が上がるので、トマトの栄養を効率よく取り入れることができます。
また油と一緒に食べることで、脂溶性のリコピンの栄養吸収率もアップします。