部屋の湿度の適正は何パーセントなのでしょうか?季節によってかなり変化が激しい湿度ですが、実際にどのくらいが適正と聞かれるとどのくらいなのかわかりませんよね。
快適な湿度にするにはどんな方法があるのでしょう?
夏や冬の湿度を上げたいときや下げたいときのポイントや家にあるもので簡単にできる対処方法などを紹介します。
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部屋の湿度を適正に保つには温度も大切
日本では季節によっても部屋の湿度は大きく変化します。夏場の梅雨時期にはジメジメして湿度が高さを肌で感じる事が出来ますよね。
また冬場だと逆に空気が乾燥して湿度は低くなり、のどがイガイガする事もあります。
湿度は高くても低くても快適に過ごすことは出来ません。また湿度だけでなく温度も適正に保つことで過ごしやすい部屋を作る事が出来ます。
そこで部屋にあると便利なのが湿度計と温度計!一緒になっているものが多いですよね。
極端に湿度や温度が低かったり高かったりするのは、肌で感じることが出来ますが、微妙な湿度を測るのにはやはり湿度計が必要です。
置き場所によって数値が変わってきますので、影響が大きそうな玄関や窓の付近に置くのは控えて、いつも自分がいる場所の近く、壁などに設置すると良いでしょう。
数値を目安にしてコントロールをすると、快適に過ごすことができますよ。
部屋の湿度が適正ではないとどうなる?湿度が低い場合
湿度が適正ではない場合、低くなってしまうとどうなるのでしょうか?
冬などは上記したように乾燥が気になる時期です。乾燥するということは必然的に湿度が低下しています。
こんな時に活発に働き出すのはウィルス!目安としては40パーセントを切ると要注意です。またのども乾燥してきますので粘膜が乾いてウィルスが付着しやすくなります。
体を健康に保つためにも、湿度が低すぎるのはNGです。
そして体で気になるのは、皮膚や髪のパサつきです。もちろんこれも湿度に関係しています。
部屋の湿度がなく乾燥した状態が続くと、体の水分も蒸発して乾燥してしまいます。
その状態が続くと肌荒れやかゆみの原因になってしまうことも少なくはありません。
湿度が高いと不快ですが、低すぎる湿度にも注意が必要です。
部屋の湿度が適正よりも低いときの対処方法
では部屋の湿度が適正よりも低い時はどうしたらよいのか?湿度をあげたい場合の簡単にできる対処方法をご紹介します。
それは洗濯物を部屋干しすることです。これだけで部屋の湿度をグンとあげる事が出来ますよ。
また寝る時には顔の近くにバスタオルなどの大物を干しておくと、部分的に湿度が高くなり乾燥が防げるので、のどの乾燥を防ぐことが出来ます。
部屋の乾燥が一日中気になる場合は、朝晩二回に分けて洗濯物を干す方法がオススメです。
その他にも口の大きな入れ物に水などを入れて、置いておく方法もあります。洗濯物にしても、入れ物に入れた水にしても部屋が乾燥していると、あっという間に水分が蒸発しますので、湿度計を見ながら上手にコントロールをして下さいね。
部屋の湿度が適正よりも高いと困るのがカビやダニ
部屋の湿度が低くなると乾燥が大変!というお話をしましたが、適正以上に高いのも問題があります。
湿度が高くて部屋がジメジメすると、発生しやすくなるのがカビです。湿度が60パーセント以上、温度が25~30度がカビが繁殖する条件となるため、梅雨時期はもっとも適した条件が揃った時期だといえるでしょう。
またカビだけではなくダニも発生しやすくなることを忘れてはいけません。
部屋にダニやカビが充満しては困ってしまいますよね。不快感を減らすためだけではなく、ダニやカビを発生しにくくするためにも湿度を下げることが重要なポイントとなってきます。
その他にも洗濯物の生乾きなどは、雑菌を生み出すことも!生乾き臭はまさに雑菌が発生している証拠なんです。
湿度を下げるのは決して難しいことではなく、窓を開けるだけでも違いが出ますので、晴れた日には部屋の換気をすると良いですよ!
部屋の湿度を下げたいときにはどうしたらいい?
部屋の湿度を下げるためには、窓を開けるだけでも効果があるというお話をしましたが、雨の日が続く梅雨時期は窓も開けられず困ってしまいます。
こんな時に役立つのはエアコンや除湿機ですよね。エアコンなら除湿と同時に部屋の温度も下げてくれるので快適に過ごすことができます。
除湿機はその名の通り除湿に優れていますが、除湿と同時に温かい風を排出するものもあるので、夏の暑い時期に部屋で締め切って使う場合は、暑さ対策が必要となってきます。
そこでオススメなのが扇風機やサーキュレーターです。扇風機やサーキュレーターはご存知の通り風の流れを生み出します。そのため短時間で部屋の空気を入れ替えることにも役立つんです。
梅雨時期のチョットした晴れ間が出た時などに、扇風機やサーキュレーターを窓に向けて使用すれば、あっという間に部屋の空気を外に出す事が出来ます。また二台ある場合には、窓に向けて、玄関に向けてと二台フル活用すると空気の入れ替えがより早く行えますよ。
ぜひ有効に活用して、部屋の温度や湿度を適正に、快適にするために役立ててください。
もちろん電気代もエアコンや除湿機に比べると低く抑える事が出来ます。こんなところも嬉しい点ですね。