故人が亡くなってから1年立つと1周忌という法要が行われます。一周忌は親族や近しい人だけで行われるのですが、このときにお花を贈るという場合もあります。
そんなときはお悔やみの挨拶の手紙を添えることが大切になります。また、法要に行く場合にはどんな服装で行けばいいのでしょうか?
一周忌の気になることについてをご紹介していきます。
スポンサーリンク
関連のおすすめ記事
-
アクリル絵の具は洗濯してもOK!布に描くことが可能なアイテム
アクリル絵の具を使って布に描くとき、「洗濯をしてもアクリル絵の具は落ちない」という話を聞いたことがあ...
スポンサーリンク
1周忌にお悔やみの挨拶をする?そもそも一周忌ってなに?
1周忌は故人が亡くなって、1年目の命日で、はじめての年忌法要となります。
命日もしくはそれよりも前に行なうのが一般的で、遺族や参列者の都合を考慮して、土曜や日曜に行なわれる事が多いです。
1周忌は葬式とは違い、遺族や親族など故人と親しかった人だけで行ないます。
一般的な1周忌の流れは、施主の挨拶の後に僧侶による読経が行なわれて、施主から順に焼香します。
読経の後には僧侶から法話があり、僧侶が退場した後には、施主が挨拶をして、会食を行ないます。
最後は施主が簡単に挨拶をして会食がお開きとなります。
1周忌の案内状が届いたら出来るだけ参加するようにしましょう。
会食の準備などもあるため、速やかに返信します。
1周忌に参加する場合には、葬式と同様に喪服で伺います。
もし、どうしても1周忌に参列できない時には、香典にお悔やみのお手紙を添えて送りましょう。
1周忌にお花を贈る場合はお悔やみの挨拶の手紙を添えましょう
1周忌に参加するときにはお供えを持参する事が多いです。
一般的にはお菓子や乾物などが多いですが、お花を贈るのもよいでしょう。
お葬式後の年忌法要は、徐々に親族だけで行なわれるようになります。
参列者が少なくなりますので、祭壇周りが淋しく感じられるようになってきたら、お花という選択肢は喜ばれるかも知れません。
参加するのは親族だけになるので、ご家族に相談してみるのも良いでしょう。
供物でお花を頼む場合には、法要の案内状が届いたら早めに手配します。
法要当日の早い時間か、前日の夕方に届けるようにします。
法要のお花の予算の目安は5千円~2万円程度です。
お花を贈る方の年齢や、故人との関係によって変わってきます。
また、ご家族の価値観や土地柄なども関係してきますので、周りに合せるのが最も無難でしょう。
お花にはメッセージを添える事ができます。
特に、法要に参加できない場合にはお手紙を添えると良いでしょう。
1周忌にお花を贈る場合お悔やみの挨拶以外に気をつけること
1周忌にお花を贈る場合、気をつける事があります。
それはお花をどこへお届けするかということです。
かつては葬儀も年忌法要も自宅で行なうのが一般的でしたが、近年ではお寺、斎場、ホテルなどで行なわれる事が多いです。
特に1周忌から7回忌くらいまではその傾向が強いでしょう。
法要会場へ届けるか、仏壇のあるお自宅へお届けするのか、選ぶ必要があります。
ご自宅へお届けする場合には、命日にお供えするお花なので、命日前日の午後に届くようにするとよいでしょう。
法要会場へお届けする場合には、法要の開始時間前に届くように手配します。
当日の早い時間でも、前日の夕方でも良いでしょう。
法要会場へ届けてもらうときには、場所、時間、故人の名前などはしっかり確認しましょう。
法要会場が斎場やホテルの場合は、そちらを通してお花を手配するのもよいでしょう。
祭壇などに合わせたものを選んでもらえます。
法要会場がお寺の場合は注意が必要です。
花器などが必要になるなら、事前の確認をおすすめします。
1周忌のときの服装は喪服?
1周忌の法要の服装はお葬式と同様に喪服を着用するのが基本です。
男性の場合は、礼服スーツに白ワイシャツ、黒ネクタイ、黒い靴下、黒い靴です。
時計は派手な場合は外しましょう。
意外と目立ちますから、外していくのがマナーです。
女性の場合も礼服が基本になります。
ストッキングと靴は黒いものにしましょう。
アクセサリーはパールやオニキスなどの控えめな物を選びます。
また、お手伝いできるように黒いエプロンを持参します。
気をつけたいのはバッグや靴です。
色は黒が基本です。
リボンなど大きな装飾品のついているものや、エナメルなどの光を反射する素材、革製品は葬儀ではタブーです。
シルバーなどの装飾も意外に目立つので、ついているものはおすすめしません。
もし、親族ではなく、故人のご友人という立場でしたら、ダークスーツなどの略式も服でも良いでしょう。
色は黒が一番良いですが、濃紺やダークグレーでも大丈夫とされています。
1周忌の香典はどのくらい包めばいいの?
1周忌に参加する場合には香典も包みます。
お葬式の時には故人との関係などで金額の相場がかわりますが、49日法要以降はだいたい1人1万円が目安になります。
これは故人との関係でかわるものではありません。
法要では自分の分は自分で負担するのが基本となりますので、引き出物がでたり、会食があるため1人1万円が目安となるのです。
親族の場合は、香典の他にお花や供物を添えるのが一般的です。
その為、それらを合せると1~2万円程度が相場と言えるでしょう。
夫婦などで出席される場合には、2万円と供物代と考えればよいでしょう。
1周忌の会食が高いお店で行われる場合などは、少し多めに包みます。
ただし、この金額は親族の価値観や地域によっても異なりますので、あくまでも一般的な目安です。
ご家族に相談して、周りに揃えるのが一番良いでしょう。
香典を包む時には「御仏前」と書かれた香典袋を用意しましょう。
下段にはフルネームで記入します。
お札はお葬式とは違い、新札でも問題ありません。事前に日にちの決まっているものだからです。