日本を訪れている外国人に「日本料理といえば?」という質問をすると「寿司!」という答えが返ってくることも多いです。
日本料理として馴染みのあるお寿司ですが、外国の人達にはどんな寿司ネタが人気なのでしょうか。外国人に人気の日本料理って何?
そこで今回は、外国人に人気の寿司ネタと人気の高い日本料理についてお伝えします!
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日本の寿司ネタで外国人に人気のものは何?
日本の寿司ネタで外国人に人気のものは何かご存知ですか?
もし、外国の友達が出来たときは、これを参考にお寿司でおもてなしをしてあげましょう。
- マグロ
日本人も大好きな寿司ネタであるマグロは、外国の人達からも人気があります。
そのままでも美味しいですが、アボカドとの相性の良さも人気のひとつだそうです。
ちなみに、マグロは英語で「ツナ」というそうです。
日本でツナと言うと、ツナ缶の事を思い出しますが、外国の人に言われた時は、くれぐれも間違えないようにしましょう。 - サーモン
とろける食感が人気のサーモンも、人気の寿司ネタのひとつです。
むしろ「サーモン=寿司」と思っている人も少なくないそうです。
こちらもマグロと同じように脂がのっていますので、アボカドとの相性はバッチリです。
魚特有の生臭さが無いところも、人気の理由のひとつだそうです。
日本の寿司と外国人が実際に食べている寿司の違い
日本の寿司と外国人が実際に食べている寿司の違いには、どのようなものがあるのでしょうか。
日本の寿司は、基本の握りと巻物と軍艦くらいで、色は鮮やかですが、飾りはあまりありません。
一方で外国の和食レストランで出されている寿司は、日本と同じような見た目のお寿司もありますが、中には日本人が驚くような盛り付けをしているお店もあります。
日本では、シンプルなものを美しいと考えますが、外国では、ゴージャスさを求めるようです。
また、日本ではお寿司を手づかみで食べる人は珍しくありませんが、外国では、それを嫌がる人が多くいるため、多少箸の使い方が苦手な人でも食べやすい、巻物が好まれるようです。
他にも、ネタの種類で言いますと、アボカドやお肉を使う事が外国のお寿司のネタの定番です。
アボカドやお肉を使ったお寿司は、今では日本の回転寿司などでもお馴染みになっていますから、お寿司の逆輸入と言ったところでしょうか。
お寿司の他には?日本の料理で外国人に人気がある料理
お寿司の他に、日本の料理で外国人に人気がある料理についてもご紹介します。
- ラーメン
中国から日本に渡ってから、独自の進化を遂げたラーメンは、外国人からも人気を集めています。
ラーメンと一言にいっても、鶏だしやとんこつ、魚だしなど、スープにさまざまなバリエーションがあり、麺の太さや乗せられているトッピングも考えたら、その味の違いは無限大とも言えます。
そんな奥深いラーメンの魅力は、日本人だけではなく、外国人の心も掴んで離さないようです。 - 天ぷら、から揚げ
外国でも、油で揚げる料理はありますが、日本独特のカラッとした衣や、下味を付けられたジューシーな具材に、外国人達は虜になっているようです。
野菜やエビをカラリと揚げた定番の天ぷらの人気は言うまでもありませんが、から揚げの人気も見逃せません。
大人も子供も大好きなから揚げは、「日本に来たら必ず食べる!」と言うほど、熱烈なファンもいるくらいです。 - 和牛
今や高級品の代名詞のひとつとも言える和牛ですが、その歯ごたえの柔らかさや、噛むほどに広がる旨味や甘味が、外国の人からも熱い支持を集めています。
食べ方も、焼肉、すき焼き、ステーキ、刺し身など、多くの種類がある事も人気の理由のようです。
外国人が食べない日本の食材
とっても美味しい日本の料理ですが、さまざまな理由から、外国人が食べない日本の食材もあるようです。
おもてなしの際は、確認してあげましょう。
- 生卵
衛生的な理由などから、卵を生で食べる習慣のない外国の人からすると、日本の朝ごはんの定番のひとつである、卵かけご飯は、ありえない食べ方のようです。
すき焼きを食べる時にも、生卵を使いますが、初めて食べる人や、苦手としている人には、無理強いをしないようにしましょう。 - 馬刺し
日本でもポピュラーな食材とは言えませんが、外国の一部の国では食べる事自体禁止されているところもありますので、美味しいとは言え、出さないほうが良いでしょう。 - 出汁(ダシ)
日本では、鍋やラーメン、スープなどにさまざまな材料でダシを取りますが、目には見えなくても、宗教上の理由で特定の動物が食べられなかったり、ベジタリアンの人からすると、口にしてはいけない食材も使われていることが多いです。
動物や魚を使っていない、干しシイタケや昆布で取られたダシなら、問題ないでしょう。
日本で生物を食べる食文化が生まれた理由は?
世界全体で見ると、魚などを加熱せずに生で食べる国は、ごくわずかです。
日本で生物を食べる食文化が生まれた理由は、どういった事からなのでしょうか?
海に囲まれているから
魚を生で食べるのなら鮮度が良くなくては美味しくありませんし、命の危険さえあります。
運ぶのに何日もかかるような所でしたら生食は難しいですが、海が近くてすぐに食べられるのでしたら問題ありません。
また、昔の日本は仏教の影響から、豚や牛など一部の肉を食べる事が禁じられていましたので、魚が中心の食生活になったそうです。
薬味の発達
いくら日本が海に囲まれていても、冷蔵庫も無しに保存すると、食中毒の原因になる菌が繁殖してしまいます。
そこで、わさびや大葉などの薬味を一緒に食べる事で、食中毒を防いでいたのです。
今でも、一緒に食べると美味しいことから、お寿司や刺し身に欠かせない食材になっていますね。