夏は虫の季節!子供がカブトムシを虫かごに入れてきて、飼いたいと言い出す季節になりました。
カブトムシを飼育するときに気になるのがえさや掃除方法、臭いが気になり始めると、どうやって掃除をすれば良いのか頭を悩ませます。
そんなカブトムシ飼育初心者の方に、カブトムシの虫かごの掃除の注意点やマット交換のタイミングについてお話していきます。
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カブトムシの虫かごを掃除しないと臭いが発生します!
カブトムシを虫かごで飼育していると、そのうち嫌な臭いがしてくる事ありますよね。
そのニオイの元の大半は、カブトムシのおしっこだったりします。
虫もするの?そう思う方もいらっしゃると思いますが、しますよ!そして結構な量をします。たまにカブトムシに液体をかけれらたことありませんか?まさにそれがおしっこです。
虫かごをよく見てみると、側面に水が付いたようなシミがついてはいませんか?色がうっすらと付着していたら、おしっこに間違いないでしょう。
もちろんそれはおがくずにも付着しています。掃除をせずにそのままにしておくと次第にニオイが発生して気になってくるというわけです。
掃除の方法は虫かごについている汚れをふき取りましょう。キッチンペーバーを水で濡らして側面を拭くだけでも、こまめに行っていればニオイが違います。
またキッチンペーパーなら拭いた後に捨てるだけなので、手間が省けますよね!
カブトムシの虫かご、マットなどを掃除するタイミングは?
上記したようにカブトムシのおしっこはマットにもしみ込んでいます。掃除をする時にはマットも換えてしまいたいですよね~。
しかしカブトムシを繁殖させている方はみんな決まって、マットは換えないように!といいます。
それはなぜかというと、メスとオスを飼育しているとマットに卵を産み付けている可能性が高いからなんです。
なので掃除をして傷つけてしまう事を避けるために、マットを交換したり掃除をしたりしないのだそうです。
マットは基本少なくなったら足しておく、触りすぎないことが卵を幼虫にするコツなんだそうです。
また外から持ち帰ったばかりだから大丈夫!とマットを変えてしまうのも危険です。それはすぐに卵を産んでいるというケースも少なくは無いからです。
カブトムシの幼虫を羽化させたいと思っているのであれば、マットの掃除はしないほうが良いという意見が大半ですよ。
気になるカブトムシの虫かごに付くコバエは?掃除以外に出来る予防策
カブトムシの虫かごに気がつくとコバエがいる事ありますよね。掃除以外にコバエを寄せ付けない方法はあるのでしょうか?掃除しかない?そう思ってしまいますよね。
しかしカブトムシに与えるエサを替えるだけで予防をする事ができます。
コバエがスゴイ!というお家は、もしかするとカブトムシに果物などをエサとして与えていませんか?
昔はスイカなどの果物をカブトムシに与えることも多かったですが、今は昆虫ゼリーがあります。ゼリーだとコバエの発生を抑えることが出来ます。
夏場の暑い時期だと果物は腐りやすく、そこにコバエだけではなくダニも発生してしまう恐れがあります。
もちろん昆虫ゼリーだからといって、腐敗しないというわけではありません。食べ残しがいつまでもあり、古くなっているようなら取替えが必要です。
またエサを替えてもコバエが発生してしまうときには蓋とカゴとの間に、キッチンペーパーを挟むとかごの中に虫が侵入することを防げます。
何かを挟むときには、通気性が良いもの、空気がカゴの中に入り込むものを選びましょう。
カブトムシの幼虫のマットを掃除するタイミング
カブトムシに幼虫を育てている場合のマットはどうすればよいのか?基本はマットが少なくなったと感じたらマットを足してあげることです。
そしてマットに幼虫の糞が目立つようになったら、マットの交換じきだと考えても良いでしょう。
しかし幼虫を他の場所に移動をさせるときには注意をしなければいけません。幼虫を不用意に触ってしまうと、傷をつけてしまったり細菌をつける可能性があるからです。
幼虫には直接触らずに木のスプーンなどを利用して、注意をして移動をさせてくださいね。
また成虫の虫かごだけでなく、幼虫の虫かごにもコバエが発生することがあります。カブトムシだけでなくマットの中や土の中に、コバエの幼虫がいる事もありますので除去が難しい場合もあるでしょう。
このようなコバエの幼虫を発生させないためには、やはり予防が一番です。上記したようにコバエが虫かごに入らないように対策をとることが大切です。
コバエが次から次へと虫かごの中を飛び回るようなときは、一度外に出してしばらくの間蓋を開けておくと、コバエが外にでて虫かごの中の数が減りますよ。
カブトムシを虫かごで飼育する際の注意点
カブトムシを始めて育てる方に多いのが、マットに水分を多く含ませてしまう事。カブトムシの育て方としてはマットに湿り気を持たせることが大切なのですが、与えすぎてしまうと逆に良くないのです。
子供に飼育を任せているときなど、気がつくと湿り気どころかマットの下に水が溜まってしまっていることも・・・。コレではカブトムシの寿命を縮めてしまいます。
またそれほどの水分の与えすぎではなくても、虫かご自体が水分を蒸発させづらいので、徐々に水分が溜まっていくこともあります。
そうすると虫かごの中のマットや木に雑菌が繁殖し、カビが生えてしまうことも!水分はやりすぎも、乾燥もNGです。適度な湿り気を保つように注意をしてください。