長い期間しまっておいた本を見たら、カビやシミがびっしりついていた!ということはありませんか?
長年の汚れなので取れるのかなと心配になってしまいますね。
本についてしまった汚れを取る方法があります。
エタノールを使ってキレイにする方法や、大事な表紙や本の側面についてしまった汚れのとり方を紹介します。
長年のシミやカビだと諦めずに是非試してみてください。
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本についたシミやカビはエタノールがオススメ
久しぶりにずっとしまってあった本を読んで見ようしたら、本にシミやカビがついていた!なんて事がありませんか?
どうにかこのシミやカビをとりたいからと、よくお風呂場で使用するカビとり剤を本にふきかけてはいけませんよ!
本が白紙になって、水分でふやけてしまうでしょう。
なので、本のシミやカビをとる場合は「エタノール」がオススメです!
図書館でも使われていますよ!
このエタノールを使用してシミやカビをとる場合に気をつけてほしい事があります。
お店で売っているのを見た事がありますか?
エタノールは、無水エタノールと消毒用エタノールがあります。
どちらを購入したらいいのか悩んでしまうでしょうね。
違いを説明すると、名前の通り、無水エタノールには水分が含まれていないのですが、消毒用のエタノールには水分が含まれています。
なので、消毒用のエタノールで本のカビをとろうすると、本がふやけてしまうでしょう。
本の表紙なら消毒用エタノールでも良いのですが、中は無水エタノールを使用しましょう。
本の表紙に付いたシミやカビを取る方法
本の表紙についたシミやカビを取る方法ついて紹介します!
そんなに汚れていない本であれば、静電気の力でチリやホコリなどを吸着するお掃除クロス、また、綿で拭いてみてください。
これだけでも汚れは意外と取れますよ。
本の端は、めん棒でこすってみてください。強くこすり過ぎないようにしてくださいね。大事な本に傷がついてしまいますよ。
シミは、めん棒でこすっても取れないという場合は、ちょっとだけめん棒の先にお掃除クリーナーをつけてこすりましょう。
水分が残ってしまわないように、綿で水分をとる事も忘れずにしてください。
カビをめん棒でこすっても取れない場合は、カードなどでカビをはじくようにしてみてください。
それでも取れない場合は、めん棒にアルコールをちょっとつけてトントンと軽く叩くような感じで取ってみてくださいね。
本の側面に出来たシミやカビには紙やすりがオススメ
本棚に置いてある本は、本の表紙ではなく、側面が気が付けばシミやカビで汚れているなんて事が多いのではないでしょうか?
この汚れがキレイになる方法があるのです。
使用するのは紙やすり!
たったコレだけ!
目が細かい紙やすりを使用してくださいね!
本の側面に紙やすりをかけていきます。
紙やすりを挟むものもあるようですが、木切れになどに巻きつけて使用してもいいでしょう。
やすりをかける事で、細かい傷がついてしまうからイヤという人もいるので、初めて紙やすりをかけるという時は、もういらなくなった本で試してみてください。
紙やすりをかけると、削りカスが出てくる事もありますよ。
掃除も忘れずにしてください。
キレイになりますが、紙やすりを使用する時は本を傷付けないように気をつけてくださいね。
重要な資料に付いた汚れやカビのドライ・クリーニング
重要な資料を汚してしまったら!
そんな時は、ドライ・クリーニングという方法で汚れを落とす事ができます。
このドライ・クリーニングという方法は、水や有機溶剤を使わないで、乾いた状態で表面のチリやほこりを取り除く方法です。
汚れは、チリやほこりなどで、紙の表面の繊維の間に絡まっている事がほとんどです。そして紙の繊維と結合することはあまりないでしょう。
しかし、チリやほこりは吸湿性があるのです。
なので、時間が経つと水分と結合し、繊維に入り込んでしまいます。
これで重要な資料が汚れてしまうのです。
そのままにしておくと、湿気と栄養素でカビや虫などが繁殖しやすくなってしまいます。
このようならない為にドライ・クリーニングで予防をする事もできますよ!
うっかり本にコーヒーをこぼした時の本の染み抜き法
シミもカビもキレイにとって、さあ、早速読書タイムを楽しみましょう!
コーヒーでも飲みながら…と、その時!
大事な本にコーヒーをこぼしてしまいシミをつけてしまったなんて人はいませんか?
そんな時の、コーヒーのシミ抜き方法を紹介します!
用意する物は、キッチン用の漂白剤と、ティッシュ、そして割り箸と紙です。
まず、こぼしてしまったコーヒーをティッシュで吸い取りましょう。
こすってはいけませんよ!本がぼろぼろになってしまっては困ります。
そして、コーヒーをこぼしてしまったページの裏に紙を挟みます。
それから、ティッシュにキッチン用の漂白剤を染みこませ、シミになじませましょう。
割り箸でティッシュを挟んで使用すると、直接素手で触らずにすみます。
シミがとれたら、新しいティッシュに水をつけ、キッチン用の漂白剤をつけた部分になじませて、漂白剤を落としましょう。
この方法を試してみてくださいね!