浄化槽を撤去するには、費用がかかります。
そもそも浄化槽とは何?と思っている人もいるのではないでしょうか?
浄化槽を撤去する費用の相場など、お伝えします。
解体工事後、更地を売買する予定の場合は、浄化槽は必ず撤去しなければいけません。
その理由や、撤去には費用がかかる浄化槽以外の地中埋設物や、浄化槽を撤去する手順についてなどまとめてみました。
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浄化槽を撤去するには費用が!そもそも浄化とは?
浄化槽を撤去するには、費用がかかると聞きますが、そもそも浄化槽とは何?と思っている人もいるのではないでしょうか?
浄化槽とは、合併処理浄化槽の事です。
下水道や公共の排水処理システムが備わっていない家庭で、トイレやキッチンなどから出る生活排水を、キレイにして放流する設備です。
この設備は、自宅の庭や駐車場の地下に設置されている事がほとんどなので、見たことがないという人も多いでしょう。
水質汚濁は、工場などから排出される産業排水が要因と思われるかもかもしれませんが、水質汚濁の要因は、私たちが日々排出する生活排水が最大と言われています。
生活排水をそのまま河川などに放流すると、あっという間に環境に悪影響を及ぼしてしまうでしょう。
そのための浄化槽なのです。
浄化槽を撤去する費用はどれくらい?
浄化槽とはどんなものなのかはお分かりいただけましたよね!
ではこの浄化槽を撤去する費用について、紹介したいと思います。
撤去にかかる費用の相場ですが、通常の大きさ(5〜7人槽)の場合、解体費用にプラスして3~5万円ぐらいの追加料金になります。
大きや金額は様々なので、1社でなはく、複数の会社から見積もりを取るとよいでしょう。
また、解体する時は、汲み取りが終わっている事が前提になりますよ。
そして、建物の解体をしないで浄化槽の撤去を依頼する時は、この上記の金額より高額になる事が多いですよ!
この場合も見積りを複数の会社から取りましょう。
浄化槽の撤去には、県や市長村から補助金がでる場合があるので、確認してみる事をオススメします。
浄化槽の撤去は費用がかかります!更地を売買するなら浄化槽の撤去を必ずしよう!
解体工事をして、更地を売買する場合について気をつけてほしい事があります。
それは浄化槽についてです。
浄化槽を撤去しないで埋却すると、不法投棄とみさなれてしまう事もあり、そして販売価格時の査定に影響してしまう事も。
なので、浄化槽をきちんと法律で定められた手順で撤去しましょう。
浄化槽を使用していなくても、汚水が残っている場合があるので、この場合は汲み取りして清掃消毒をしなくてはいけません。
市長村ごとに業者が決まっているので、問い合わせてみてください。
浄化槽なんて使用していないし、自分の家にはないと思っていても、いざ解体工事をしてみると、浄化槽が残っていたなんて事もあります。
この場合も、撤去費用が加算されてしまいますが、避けては通れない問題なので、必要な費用だと考え撤去する事で、適正な価格で販売されるでしょう。
撤去費用がかかる地中埋設物は浄化槽の他にもこんな物が!
浄化槽の撤去には費用がかかると言う事をお伝えしてきましたが、他にも大きく撤去費用がかかってしまう地中理設物について紹介します。
まず、建物の基礎です。
これは、現在建っている建物の基礎ではありません。
解体工事には、現在の建物の基礎も撤去費用に入っていますが、過去の建物の基礎が発見された場合は、追加の費用がかかってしまうでしょう。
この費用は、数十万単位もかかってしまいますよ。
他に、井戸がみつかった場合も費用がかかってしまうでしょう。
昔使用していた井戸が見つかった場合、井戸は撤去するのが難しいので、埋める作業をしなくてはいけません。
この作業をしないと、地盤沈下などの問題になってしまう事もあるからです。
井戸を埋める工事をする前には、お祓いをするという人もいます。
井戸は神仏的な意味合いを持つと考えられているからです。
井戸を埋めるという作業を詳しく説明してくれる業者に、工事を任せるといいでしょう。
浄化槽を撤去する時にしなくてはいけない事とは!手順を紹介!
ここでは、浄化槽を撤去する場合にしなくてはいけない事を手順にそってお伝えします。
浄化槽を撤去するには、しなくてはいけない事があります。
それは浄化槽の清掃と、都道府県知事への届け出を出す事です。
まず浄化槽の清掃ですが、浄化槽の中には、生活排水が溜まっているので、そのまま撤去しようとすると、汚水が流れてしまって環境に悪い影響を与えてしまう事があります。
なので、必ず清掃しなくてはいけません。
清掃に関しては、先ほどもお伝えしましたが、市長村ごとに業者が決まっているので問い合わせてみてください。
そして、浄化槽の清掃が終わり、浄化槽を撤去したら、一ヶ月以内に都道府県知事へ届け出をださなくてはいけません。
浄化槽廃止届出書という書類を提出してください。
これは法律で決まっている事なので、忘れないようにしてくださいね。
もし、従わないと違法になってしまいますよ!
浄化槽の撤去には費用がかかってしまいますが、このような手順でちゃんと撤去して、違法にならないようにしてください。