壁を使って逆立ちの練習をするときには、どのようなことに注意して行えばいいのでしょうか?
逆立ちの練習では、体のこの部分を意識して行う必要があるようです。壁を使った逆立ちはコツやポイントさえつかめばすぐに出来るようになるでしょう。
子どもに逆立ちを教えてあげるとき、練習に付き合ってあげるときにはココを意識して見てあげるといいですよ。
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壁で逆立ちの練習をするときには壁と向き合いながら
逆立ちの練習をするなら、壁を使った方法がおすすめです。
逆立ちで重要なのはバランス感覚です。
逆さまでのバランス感覚は、実際に逆さまになることでしか養われません。
ですから、まずは壁を使ってこのバランスを養う練習から行ないます。
練習する時には、通常の背中を壁に向ける逆立ちの方法ではなく、おなかを壁に向けて行ないます。
壁に背中を向けてかがみ、壁を足で登って、最後に手を壁側に寄せます。
逆立ちの時間は初めは短くても良いでしょう。
少しずつ長くしていきます。
逆さまになった時の感覚を覚えてもらうのです。
何度もこれを経験することで、顔に血が上ってしまう苦しさや逆立ちの恐怖を払拭していきましょう。
倒立に必要な肩などの筋力もついてきます。
慣れてきたら、今度は壁に背中をつける方法の逆立ちの練習に進みましょう。
逆立ち練習を壁に背を向けてするときのやり方
壁にお腹を向けてする逆立ちの練習では、逆立ちに必要な筋力や逆さまの感覚を養います。
次のステップでは、壁に背を向けて逆立ちの練習をして、逆立ちに必要なバランス感覚を覚えましょう。
まずは壁近くに両手をつき、手と手は肩幅分あけます。
片足で床を蹴り上げ、すぐにもう片方の足も床を蹴って上へ上げます。
足はまっすぐ上へ伸ばし、視線は手と手の間へ向けましょう。
体が反ってバランスがとりにくい場合には、手を壁ギリギリにつくようにすると良いです。
補助する方は横から行ないます。
足を上げる時には腰あたりを支えるようにしましょう。
足が上がったら、足を押えて全体のバランスが取れるように補助します。
もし、逆立ちした時に腕が曲がってしまうなら、それは体重の乗せ方が上手に出来ていない可能性があります。
床に膝をついて四つん這いになりましょう。
そして右手だけに体重を100%乗せます。
次は左手だけに体重を100%乗せます。
これを交互に繰り返して、体重を乗せたときに感覚や体重を手に乗せると腕が曲がってこないことを確認しましょう。
上手に出来るようになったら、また壁に背を向けて逆立ちの練習をしてみましょう。
壁逆立ちの練習で意識することはこの3つ
壁を使った逆立ちは上手に出来ましたか?
壁を使ってバランスのとれた美しい逆立ちを目指す為に、いくつか意識して欲しいポイントがあります。
- 両手の幅と向き、そして目線
手は肩幅に開いて、手の向きは真っ直ぐ前にしましょう。
逆立ちをしている体勢での目線は、その両手の間の床を見るようにします。ただし、足を開いて逆立ちする開脚倒立では、肩幅よりももう少し手の幅を広げたほうがバランスをとりやすい場合もあります。 - 体の反り
逆立ちする時には、体を一直線にしてバランスをとります。
しかし、肩が前に出てしまうと、背中が曲がって反ってしまいますので気をつけましょう。 - 体を締める
体をビシッと締めることが、一直線にバランスのとれた美しい逆立ちのコツです。
特に下半身を締める事が大切で、お尻から足先までをしっかり締めましょう。
壁を使わずに逆立ちが出来るようになるには?
壁を使って逆立ちをするときには、多少バランスを崩しても壁が受け止めてくれます。
たいていは、その時に自分でバランスを立て直したり、補助することで痛い思いをせずにすんでいることでしょう。
しかし、壁を使わない場合にはそうはいきません。
壁無しで逆立ちを練習したい時には、まずは安全な倒れ方をマスターしましょう。
そうすることで怪我の回避に繋がります。
逆立ちの転倒でもっとも危険なのは、背中側へ倒れる時でしょう。
倒れる時は、お腹側へ倒れるようにします。
背中側へ倒れそうになるという事は、重心も背中に傾いています。
ですから、傾いた重心を足でバランスをとって背中側へ倒れることを回避しましょう。
膝の曲げ伸ばしだけでも、ある程度バランスをとる事が出来ます。
壁や補助者無しで逆立ちの練習を行なう時には、足は勢いよく蹴り上げるのではなく、少しずつ離すようにすると良いでしょう。
子どもと逆立ちの練習をするときにはわかりやすく説明しよう!
子供と逆立ちの練習をするときには、子供が理解できるように細かく指示する事が大切です。
子供が想像する逆立ちというのは、バンザイして立った自分を逆さまにした状態だと思っている事が多いです。
確かに形は似ていますが、最も違うのは目線です。
バンザイして立ったときには前を見ていますよね。
しかし、逆立ちでは手と手の間を見るようにしましょう。
バンザイして上を見ている体勢ですね。
手と手の間を見ることで、自然とあごが上がりバランスの取りやすい姿勢になります。
また、手と手は肩幅にして、床に対して垂直に腕が伸びている状態にします。
腕が斜めになってしまっていると、肩に負担がかかってしまいますし、肩や脇に力が入りにくくなってしまいます。
子供が逆立ちの練習を始める時に、まずは壁にお腹を向けて、壁を足で登ることから始めましょう。
そうすることで、逆さになることの恐怖心を和らげることが出来ますし、必要な筋力も養われます。