テニスは、とてもむずかしいスポーツです。
子供を週に一回のテニススクールに通わせても、なかなか上達せずに親としてはイライラしてしまうと思います。
ですが、冷静になって考えてみてください。
週に1回1時間程度何かをしたからと言って、満足がいくような上達ぶりになると思いますか?
週に1回の練習の他に、週に6日自主練をしていますか?
テニスの基礎はもちろんのこと、体力づくりや体幹トレーニング、ストレッチなどテニスをプレーするにあたって必要な基礎がある身体がなければ、テニスは上達しません。
『あれ』をしたら絶対にテニスが上手になるなんて、上達法はありません。
日々の地道なトレーニング。そしてそれを続ける忍耐力がなければテニスは上達しません。
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テニスをしている子供。もっと上手になって欲しい!上達法ってありますか?
子どもがテニスを始めたら、親としては早く上達してほしいと思いますよね。
自分自身がテニスをしたことがあるなら分かると思いますが、テニスの上達にはラケットを使う実践的な練習よりも、重要なのが身体能力の基礎をしっかり作ることです。
テニスは走る・投げる・打つ・飛ぶという複数の動作が組み合わさったスポーツです。
運動量も多いので、まず「走る」と「飛ぶ」ということに重点を置いたトレーニングをすることが基本です。
どんなスポーツでも、テクニックを磨く前に、身体作りをしますよね。
子ども向けのテニス教室の場合も身体つくりから始めることが多いですが、子どもに単調な練習を強要しても、すぐにイヤになってしまうことも多いので、トレーニングというより遊びの中に取り入れた運動をすることがあります。
自宅で練習させる場合も同じで、単調な動きよりもラケットを使って左右にボールを投げるなどして飛ぶ練習をさせたり、テニスを楽しいと感じさせる工夫をすることが大切です。
テニスが上手になるには、ひたすら地味な基礎訓練を毎日続ける。子供のスキルをあげる特別な上達法はない!
テニスのプロ選手を見ていると、打ち方が個性的でカッコ良く、真似することもあります。
でも当然ながら、テニスが上手い選手は地道な基礎練習をコツコツと積み重ねてきたことが前提にあります。
ずっと打つ練習ばかりをしていた訳ではありませんよね。
特に、テニスは相手から来るボールを見て、走って打ち返すという瞬発力や運動神経も必要なスポーツです。
基礎練習を怠っている人が、このようなスピードの早いボールを打ち返せる訳がありません。
テニスの動きの中で重要なものは、「スプリットステップ」です。
相手が打つ前に、いつでも打ち返せるように、両足を開いて中腰の姿勢で軽くジャンプする動きのことです。
これはテニスにおいて、基本中の基本ともいえる大事な動きです。
棒立ちでは相手のボールに反応できません。
この他にも、膝の曲げ伸ばしや体幹のひねりも大切な要素です。
テニスを上達して欲しい!子供にテニスを上達させたいのなら、上達法はテニススクールの選手コースに入り、毎日のように練習する。
小学校では、野球やサッカー、ミニバスケットボールなどの運動同好会などはあってもテニスの同好会は少ないと言えるでしょう。
小学校からテニスを始めた人のほとんどは、民間のテニススクールに通って習っている人が多いです。
テニススクールと言っても、クラスによって様々ですが、ジュニアクラスではテニスコート一面あたり平均10人くらいで行うことが多いようです。
公式戦で入賞を目指すような選抜クラスはもっと少人数になり、コーチも付きっきりで教えてくれますが、その分月謝は高くなり、ひと月あたり3~5万円というスクールもあります。
その分、テニスの上達も早いということは言えます。
中学校に入ると、部活でテニスがある学校もたくさんありますので、部活動でテニスをするのならそんなに費用はかかりませんが、テニススクールに通うには高い月謝があることを覚えておきましょう。
テニスは習い事?子供がどのような活動を行うのか?親にできることとは
テニスは、見ためよりも運動量が高いスポーツなので、日々の身体づくりはもちろんのこと、規則正しい生活や、毎日の食生活も重要です。
子どもがテニスを楽しんで続けていれば、親としては嬉しいですよね。
親としてできることは、家庭でのサポートです。
食べたものが子どもの身体の基礎を作るので、バランスの良い食事を作るように心がけたり、練習がハードな時には、合間の食事も考えなくてはいけませんね。
また、毎日の睡眠時間をしっかり取って疲れを残さないことも大切です。
身体づくりという意味では、ただ走るのでも良いですが、水泳もおすすめです。
全身の筋肉をバランスよく鍛えられますし、いつもとは違う運動でリフレッシュもできますね。
スポーツは、小学校など年齢が低いうちにどれだけ頑張ったかが、結果に現れることが多く、テニスもそのひとつです。
練習を頑張った分、成果として実になりやすいスポーツです。
練習をこなしながら、試合などの実践を通し、成長できるでしょう。
テニスに限らずプロに何かを教わる時は、その人の目を見て話を聞くようにすること
スポーツに限らず言えることですが、相手が話している時には、相手の目を見ることが大切です。
何となく、人と目を合わせるのって少し照れくさいですよね。
でも、目を見ながら聞くことで、相手にも「話をしっかり聞いているな」と思われ、自分自身の心にも話がすっと入ってくるということがあります。
テニスの場合は、コーチから指導を受けますが、コーチが話しているときは、目を見て聞くように意識すると、コーチにもやる気があると認められることもあります。
ずっと睨むように見続ける必要はないですが、たまに視線を外したりしながらでもしっかり目を見るようにしましょう。
テニス以外でも、社会に出る時に面接のような場でもこの目を見て話すということは大切です。
ずっと伏し目がちで話していたら面接が不合格だったという話もよくあります。