契約駐車場に無断駐車をされたとき、契約している人の車を駐車することが出来ずに困ることになります。何か良い対処法はないものかとお悩みを抱えている人もいますよね。
契約駐車場に無断駐車にされてしまった場合、どのように対処をすれば良いのでしょうか。無断駐車をさせないためには、どんな予防をしたらいいの?
そこで今回は、契約駐車場の無断駐車の対処法と、無断駐車させないための予防法についてお伝えします!
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契約駐車場に無断駐車をさせないための対処法
契約駐車場にも関わらず、しょっちゅう無断で駐車されて困るというような場合、まずは相手側の心理を考えてみることによって、事前に出来る対処法はあります。
- 契約車両のナンバーを掲示する
契約しているスペースに、契約車両のナンバーを掲げておくことで、他車が契約しているスペースであるということを示しておきます。その場所に違うナンバーの車が停まっていれば、誰から見ても契約車以外であるとわかるので、無断で停めようとしている側からしたら、少々抵抗を感じてしまうかもしれません。 - 「無断駐車禁止」と目立つように書いておく
相手は平気で無断駐車をするような相手です。「駐車禁止と書いていなかったから停めただけ」などと言い逃れしてくる可能性も高いので、明確に意思表示をしておきましょう。 - カラーコーンやチェーンを設置する
道路工事などでみかけるカラーコーンや、コーンに引っ掛けるタイプのチェーンやバーは、ホームセンターなどでも購入することが出来ます。これらを駐車スペースに設置してしまうと、自分が駐車する際にもいちいち除ける手間はかかりますが、ということは無断駐車をする側にとってもわざわざ手間をかけるのは面倒なので、結果的に無断駐車を防止することにつながります。
実際に契約駐車場に無断駐車をされてしまった時の対処法
契約している駐車場や自宅の敷地内に無断駐車をされた場合、まず一番に思いつくのが張り紙をすることではないでしょうか?
たとえ「無断駐車禁止!」や「罰金を払え!」などと書いたところで、ずっと見張っているわけにも行きませんし、そもそも無断駐車をするような人ですから、残念ながら隙をついてそのまま逃げてしまう可能性が高いですよね。
車体に糊や粘着テープで貼り付けてしまうと、反対に器物破損で訴えられてしまう可能性もありますので、注意が必要です。どうしても張り紙をするのであれば、ワイパーに挟む程度にしておきましょう。
また、よく見かける「罰金○万円」などの文言においても、無断駐車していた時間に相当した妥当な金額以上を請求することは、恐喝罪に該当する恐れがあることも覚えておいてください。
いくら無断駐車をされたからと言っても、故意に相手の車を傷つけたり、勝手にレッカー移動させたりすることは絶対にやめましょう。同様に、車両の前後を塞いで動かせないようにしたりすることも、逆に相手側から訴えられる恐れがあるのでしてはいけません。
悪質な無断駐車!契約駐車場を無断使用した時は損害賠償という対処法も
あまりに悪質な無断駐車が続く場合は、相手に対して損害賠償を請求することが出来ます。しかし、これは相手が誰なのか明確にわかる場合のみ。よほど悪質な状態が続くようであれば、警察を通じて相手を調べてもらうことも可能です。
なかには、相手がその車両の契約者本人ではない場合もありますし、すでに登録された住所から転居しているケースもあるので、相手に直接連絡を取れない状態では、損害賠償請求をすることは難しくなってしまうのです。
相手を特定することが出来れば、無断駐車した分の料金を請求することも可能となります。ただし、請求したからといっておとなしく支払ってくれるかどうかは相手次第なため、もしも支払いを拒否された場合は、最終手段として裁判を起こすことも視野に入れておきましょう。
なかには、相手がその車両の契約者本人ではない場合もありますし、すでに登録された住所から転居しているケースもあるので、相手に直接連絡を取れない状態では、損害賠償請求をすることは難しくなってしまうのです。
また、もしも私有地に勝手に駐車されているのであれば、住居侵入罪として警察に通報することも可能です。
契約駐車場の無断駐車に損害賠償請求をする時は
実際に無断駐車を繰り返す相手に対しての損害賠償請求をする際には、あくまでも自分が損害を被った額に相当した金額のみが該当します。いくら「罰金○○万円!」と掲げたところで、法的根拠は存在しないということを理解しておきましょう。
実際に駐車していた時間がわかるように、写真などで記録しておくことも重要です。請求出来る具体的な例を挙げるとすれば、次のような費用を指します。
- 月極駐車場であれば、日割りした金額(もしくは、その近辺のコインパーキングの相場を参考にした額)
- 自身の車を他の駐車場に停めた際の駐車料金
- 調査にかかった分の費用(弁護士費用等)
いずれも明確な法的根拠を示す必要があるので、適当な金額を請求することは出来ません。また実際には、これらにかかる手間と費用を考えると、ここまで発展する前にある程度の自己防衛をしておくことのほうが賢明と言えるでしょう。
無断駐車を勝手に移動させるのはNGです
先ほども触れたように、いくら無断駐車をされたからといっても、相手の車を故意に傷つけたり、無断で動かしたりすることは絶対にやめてください。下手をすると、以前から車についていた傷まで、今傷つけられたと因縁をつけられる可能性もありますので、レッカー移動などはあくまで最終手段としたほうが良いでしょう。
勝手に駐車しているのはむこうなのだから、こちらには落ち度はないのに、なんだか泣き寝入りしなくてはならないのも悲しいですが、余計な火種を作ってこちらに非があるように話を摩り替えられることだけは避けたいものですよね。
このような場合、警察には民事不介入の原則がありますので、警察に頼んでレッカー移動してもらうということは難しいのです。ただし、警告を無視して無断駐車を繰り返すなどの、あまりにも悪質なケースにおいては、もはや民事の枠を超えていると判断されれば、警察が介入してくる場合もあるようです。