プロ野球になりたい!
プロ野球選手といえば『ドラフト』のイメージですが、入団テストにより入団することも可能です。
そのためには、受験できる条件がありますから、誰でも受験できるわけではないことを心得ておいてくださいね。
夢の職業、プロ野球選手。
この夢を叶えるための、時間と努力と根性と運を持ち合わせている人は、一体どのくらい居るのでしょうか?
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プロ野球ってスカウトでしか入団できないの?いえいえ入団テストありますよ!一定の条件を満たしているものは受験できます!
毎年秋になると開催されているドラフト会議ですが、それ以外にプロ野球選手になるための方法はないのでしょうか?
その方法の一つは球団が実施している入団テストです。これはドラフト会議よりも前の段階になります。このテストに合格すると、ドラフト会議で指名してもらえます。
入団テストは自己推薦型のテストです。甲子園で活躍した高校生であればスカウトの目にも留まりますが、実力はあっても甲子園に出場できない選手もいます。そんな人たちが入団テストに集まることになります。
入団テストは毎年9月頃行われるようですが、毎年かならず実施されるとは限りません。良い新人が多い場合は、テストが行われないこともあります。
毎年8月頃に入団テストの概要が発表されるので、その内容をしっかりと見ておくようにしましょう。
プロ野球、入団テストの条件は各球団で違いはあるけれど、こんな感じです!
プロ野球の入団テストは誰でも受験できるわけではありません。
球団によっても違いはありますが、まず年齢制限があります。だいたいの場合は18~24歳となっているようです。
他の条件は、高卒、大卒などの新卒者の場合は、野球部の退部届が必要となります。また社会人については年齢は22~24歳くらいまででどこかの野球部に所属していないことが条件となっているようです。
また身長や遠投、50m走に条件を設定している球団もあります。
テストの受験料は不要ですが、受験場所までの交通費や宿泊費は自己負担が原則。
上記の条件をクリアしているのであれば、各球団の締切日までにはがきを送付するという流れが一般的のようです。
試験の内容はポジションによって違いますが、一次テストは共通で体力テストとなっているようです。
そして二次テストで投手はピッチング、そして野手はバッティングと守備をチェックされます。
一次テストに合格しないと二次テストを受験することはできません。プロ野球選手には簡単にはなれないのです。
プロ野球の入団テストを受ける条件の一つとして「プロ野球志望届」の提出がある。
プロ野球の入団テストを受けるためには「プロ野球志望届」の提出が必要となります。
これは高校3年在籍者と大学4年在籍者がプロ野球団に入団したい場合に提出するものです。プロ野球団にはセ・リーグ、パ・リーグに所属する12球団だけではなく、独立リーグなども含まれています。
受付は夏の甲子園が終わった後で、締切はプロ野球ドラフト会議の前となっています。もし「プロ野球志望届」を提出しない場合はプロ野球のドラフト指名を受けることはできません。大学進学、または一般企業就職希望者とみなされることになります。
2005年までは、「プロ野球志望届」を提出しても指名を受けなかった高校生にメリットはありませんでした。しかし2006年以降は「プロ野球志望届」を提出した経験があり、過去にドラフト指名を受けなかった四国アイランドリーグ在籍者に対し、高校を卒業した翌年度からドラフト指名の対象になることができるようになりました。
プロ野球選手でも他球団の入団テストを受ける
プロ野球選手が戦力外通告を受けた場合、自由契約となりますが、他の球団の入団テストを受けることができます。それが「プロ野球12球団合同トライアウト」です。このテストは一般人は受けることができません。
また、以前は12球団のいずれかに所属し、そのあと独立リーグに行き、そこから合同トライアウトを受けてまた12球団のどこかに所属するということも可能になります。
しかし、トライアウトから入団できたとしても、また戦力外となることもあります。かえってその方が多いかもしれません。
さらに先ほど説明した各球団が実施している入団テストを受けることもできます。
この入団テストは毎年必ず実施されているものではないため、各球団のホームページなどで確認するしかないようです。
プロ野球選手になりたい!どのくらい練習したらなれますか?
いくら練習したとしても絶対プロ野球選手になれるとは限りませんが、高校球児の平均練習時間を調べたデータによると、平日は約4時間練習しているようです。
では甲子園出場を目指している強豪校となるとどのくらい練習しているのでしょうか?
これは高校によっても違うでしょうが、プロ野球選手を輩出しているある高校の場合だと平日でも約7時間練習しているようです。さらに甲子園に毎年のように出場している高校ともなると、平日11時間練習しているとか・・・いつ勉強しているのか不思議になってしまいますよね。
練習時間を公開している強豪校は多くないためあくまでも参考ですが、平均では平日6時間、休日は8時間は練習しているようです。
そうなると、プロ野球選手になるためには小学生や中学生の時の練習時間も含めると万単位となるのではないでしょうか?
受験勉強よりも明らかに大変ですよね。