バレーの練習をしたいけれど、人数が集まらなくて練習にならない・・・。少人数で練習をするときには、どのような方法で行えばいいのでしょうか?
2人や3人しかいないときには、このような練習がおすすめです。個人的に練習をしたいときにも、使えますね。
少人数で行うからこそ、基礎的な力をつけることができる大切な時間となります。バレーの練習を少人数でするときの練習方法を紹介します。
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少人数で行うバレーの練習方法。たくさんバレーボールに触れよう!
バレーボールの練習で人数が集まらなくて通常の練習ができなくて困った。そんな経験はないでしょうか。
2~3人しかいない場合には、それに合った練習方法もあるのです。
2人で行うバレーボール練習
2人で向かい合って立ち、アンダーハンドかオーバーハンドによるパス練習をします。
さらに、1人は位置を変えずにボールを返す方向を左右に振ります。受ける人は、どの方向に飛んできたボールでも定位置にいる人へパスを返すようにします。
時間や回数を設定して、交代しながら行いましょう。
ある程度レベルの高いテクニックを実につけた者同士であれば、パスだけでなくレシーブやトス、アタックを順に繰り返すという方法もできます。
3人で行うバレーボール練習
2人練習を応用した形で、「1対1」ではなく「1対2」になってパスやレシーブの練習をします。
2人になった方は、1対1にはなかったコミュニケーションの必要性が出てきます。「(自分が)取ります!」、「まかせた!」、「お願い!」と声を出して連携する必要があるのです。
3人になるとネットを使っての練習も可能になります。ネットを挟み、片側にレシーバーを1人置き、アタッカー役がセッター役にボールを投げてトスをもらいアタック。そのボールをレシーバーがレシーブします。また、レシーブではなくブロックの練習もできます。
少人数だからこそ基本的なバレーの練習がしやすい!
少人数だからできるバレーの練習
少人数だからバレーボールの練習ができないと考えるのではなく、より基本的な練習を集中して行えると考えましょう。基礎力をアップすると、他のテクニックの上達も期待できます。
2人1組になってキャッチボールで肩慣らしをしたら、オーバーハンド・アンダーハンドでのパス練習です。
この時、漠然とパスするだけでなく「できるだけ相手を動かさずに、○回ラリーを続ける」といった目標設定すると効果的です。
少人数のレシーブ練習で心がけること
少人数だとペースが速く、運動量が多くなりがちで集中力や体力切れになってしまう可能性があります。
いつもよりこまめに休憩を挟み、練習時間の間集中して体を動かせるように工夫しましょう。1人でも集中力が切れてきたと思ったら休憩で一息つくことで練習に飽きたり、体力の消耗を抑えます。
少人数で行うバレーの練習。体育館の壁を利用しよう
練習に体育館が利用できるのであれば、壁を使った練習が可能です。
1人が壁に向かってアンダーハンドパスを打ち、跳ね返ったボールをもう1人がアンダーハンドパスで打ち返す。壁を使った「ランニングパス」です。
アンダー、オーバーともやってみましょう。
次に、この練習を壁ではなくバスケットのボードを使ってやってみましょう。当てる位置が高いので、トスをイメージしたオーバーパスの練習ができます。次にジャンプトス、ジャンプしてアンダートス…と交代しながら行います。
人数は少なくても、中身の濃い練習をすることができます。
そして、壁うちのスパイクもいいですね。また、サーブを壁に打って跳ね返ってくるボールをレシーブ。
この方法ならボールが遠くに飛んでいくことも少ないので、ボール広いで時間をロスすることも少なくなります。
壁を使った練習なら、4人いればゲーム形式に近い練習をすることができるのです。
少人数で行うオーバーパスの練習方法
- キャッチパス
2人1組になってパスをします。飛んできたボールをできるだけ音を立てずにキャッチし、そこから相手にパス。単純ですが、キャッチがうまくいかないと、相手に届くようにパスできません。初心者の基礎練習になります。 - ロングパス
2人1組で行います。天井に向けて高く大きなパスを出し、落ちてきてワンバウンドで次のパスに繋げ、これを繰り返します。慣れてきたらパスの距離を少し変え、受け取る側が1~2m程度移動して取る場所にパスを出します。ボールが落ちる位置を予測して素早く下に入り込むことがポイントです。 - 円陣パス
6~10人で円陣を作り、円の真ん中にも1人立ちます。円陣側の人は、1人1個ボールを持ち、円陣中央の人に向けて山なりのボールを投げます。中央の人は、順にパスで返していきましょう。ボールが一巡したら交代し、徐々にスピードを上げていきます。
バレーの練習は試合を意識してすることで強くなれる!
バレーボールの練習としては定番の「スリーマン」は、3人でコートを守備する練習です。
初心者には、より実践に近い練習であり、上級者も工夫次第で効果的な練習が可能です。
スリーマンの練習を行うメリットは、
- 声を出し合ってチームで連携する練習になる
- 強いレシーブでも正確な2段トスにできる繋ぎのプレー技術を磨く
- 味方のミスしたボールを落とさない粘り強さを身につける
- 打ち込まれるコースを予想する力がつく
少人数での練習は、ついついダラダラしがちです。互いに声を掛け合って、練習であっても「ボールを落とさない粘り」を習慣付けましょう。
本来、バレーボールの練習は試合形式が一番だと言われます。それは、試合になると「負けたくない!勝ちたい!」という必死な気持ちがプレーに出ます。
少人数の練習でも、その気持ちを持ち続けることができたら、実践で生かされることでしょう。