絵が上手くなる方法【顔】
顔を描く時に、注意しなければならないいくつかの点があります。
それと同時に、絵を描くコツというものもあります。
描いてはみるけど、どれもイマイチ…。
そんな時に、自分に問うてみてください。
『何故、絵を描きたいのか』
『何故、絵を描くのか』
描きたいものを描くのではなく、何をどのように描きたいのかを考えながら描くことが大事なのです。
今回は『顔』を描く時の注意点やコツについてご紹介したいと思います。
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絵が上手くなる方法。顔を描きたいならきちんとアタリをつける
「絵が上手くなる方法」と言っても、その対象物によって様々な書き方に違いがあります。
絵の上達を目指す人達の中で、描きたいモチーフとして一番多いのは、「人物の顔」ではないでしょうか?
人物の顔を描きたいと思ったのなら、それにはまずきちんとアタリをつける事から始めましょう。
描きたい絵が漫画やアニメタッチのものや、油絵やデッサン調のものすべての場合において、顔のパーツの位置取りをする「アタリ」が重要になります。
アタリをきちんと取らないと、下描きもバランスがおかしいものになり、結果として「線はキレイなのに違和感を感じる絵」が出来上がってしまうのです。
オリジナルの絵を描く時もですが、模写をする時も最初に鉛筆で薄く目の位置や鼻の位置、輪郭から目尻の距離、鼻と口の距離がおおよそ分かる縦横線や丸を描いてみましょう。
絵が上手くなる方法。どんな顔・誰の顔を書くのかをしっかりと決める
絵が上手くなる方法は、アタリをつけるだけではなく、どんな顔・誰の顔を描くのかをしっかりと決めることも重要です。
特にテーマもなく、なんとなく可愛い女の子や格好良い男の子が描きたいと思って描くのが悪いことではありませんが、そうするといつも同じ顔になってしまったり、人物の特徴を上手く描けなくなってしまうことも考えられます。
人の顔は性別、年齢、雰囲気によって見た目がかなり変わってきます。
同じ男性でも、10代の若者を描く時と、50代の中年を描く時とではかなり雰囲気が変わってきますよね。
また、同じ10代の少年を描こうとした時も、真面目な優等生タイプと元気なスポーツタイプの二人を描こうとした時も、目や口などの表情が変わってくるはずです。
ですので、大まかでも頭の中でイメージなどを決めてから描き始めるようにしましょう。
顔の絵が上手くなる方法【バランス】
顔の絵が上手くなる方法、次は【バランス】です。
絵が苦手な人にありがちなのが、目の大きさや高さがチグハグになっておかしなバランスになってしまうことです。
他にも鼻や口の位置がおかしい場合も、おなじような違和感を感じさせる絵になってしまいます。
そうならないようにするためには、「それぞれの位置関係のバランスを見ながら描く」ということが重要になってきます。
これはアタリの付け方が正しい場合は起きることが少ないですが、アタリはあくまでも目安でしかありませんので、少しでも「ちょっとズレてたかも」と思ったら、アタリは気にせず修正していきましょう。
顔を描く時にまず最初に描くものは、「輪郭」もしくは「目」です。
これはどちらでもご自身の描きやすい方から描いて構いません。
どちらから描いたときにも言えることですが、「それを基準として他のパーツを描いていく」という事を忘れずに行いましょう。
そうすれば自然とバランスの良い絵をかけるようになります。
絵が上手くなる方法『考えながら書く』について
絵上手くなる方法、次は『考えながら書く』についてご紹介します。
どの方もそれぞれに何かを考えながら描いてはいるとは思いますが、それはこれから食べるご飯のことや明日の予定ではないですか?
絵を描くことに慣れているプロの人でしたらそれでも良いですが、技術の向上を目指す修行中の方は、目の前の絵のことについてのみ考えるようにしましょう。
考える内容はたくさんありますが、例えば今描いている人物の顔を「気が強そうな男性」にしたい場合、チカラを入れるべきなパーツは「目」でしょうか?
それだけでは気の強さの表現が不足するかも知れません。
眉を吊り上げて太くしても良いですし、細くしたほうが狡猾さをプラス出来そうですね。
また口も、無骨そうな真一文字に結んだ口でも良いですし、大声で叫びそうな口を開いた状態でも良いでしょう。
他にも髪型も炎のように逆だった髪や、坊主、ソフトモヒカンなど、そのキャラクターに合う気の強さを引き立たせてくれるような髪型にすると、よりそのキャラクターの個性が引き立ちます。
そのように常に何かを考えていれば、絵の上手さだけではなく、キャラクター作りの能力も高くなっていきます。
目に見えているものを理解しているとは限らない
絵を描くのはとても難しい事です。
それは目に見えているものを理解しているとは限らないからです。
絵を上手に描きたいと思えば、「お手本や、眼の前にある物をそのまま描けば良い」と思ったり、言われたりしますよね。
しかし、いざ実際に描いてみると、元のモチーフやお手本より歪んでいたり、似ても似つかないような絵に仕上がってしまう事がほとんどです。
時々、「写真かコピーか」と思われるような上手な絵を描く人もいますが、それは日々の鍛錬によるものです。
それほどに目に見えるものを絵に描くと言うのは難しいものなのです。
線1本の僅かな歪みにもこだわって描くことに気をつけていけば、難しい人の顔も必ず上手くなります。
絵の上手い人の中には「適当だよ」と謙遜する人もいますが、適当というのはデタラメや雑という意味ではなく、適切な場所に当たるところにふさわしい線や色を描いているのです。
絵が上手くなる方法はとにかく練習することです。
自分の好きなイラストや題材をたくさん模写したりマネをして描いていくことで、自然と絵も上達します。
諦めずに何年も積み重ねていきましょう。