おしゃれなジェルネイルを楽しみたいけど爪が小さい、短いとコンプレックスを抱く女性もいることでしょう。
でも、ジェルネイルは小さい爪でも充分楽しむことができるのです。多少の制限はあっても、ネイルをおしゃれすることを諦めないでくださいね。
爪の状態によっては、短い爪を改善できる可能性も。ケアすることで今より長い爪にする方法もお教えします。
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小さい爪でもジェルネイルは楽しめる。ただし、多少の制約はある
小さい爪でもジェルネイルの施術自体には何の問題もありません。爪に近い指先に怪我などが無く、健康な状態であれば誰でもジェルネイルを楽しむことができます。
爪が小さい人は、可能であれば爪を十分に伸ばしてから施術することをおすすめします。ジェルネイルは大抵の場合、つけ爪などは使用せずに自分の爪に施術をします。しかし中には仕事や家事で爪を伸ばすことができない人や、すぐにジェルネイルをしなければいけないときもあるでしょう。その場合は爪の長さを諦めて自爪に施術をするか、爪の長さを出す【ジェルスカルプチュア】というものをしてからジェルネイルをすると良いでしょう。
ただし短いままの爪や、深爪をした状態で施術したジェルネイルは余りもちが良くありません。爪が短すぎる状態だと【エッジ】と呼ばれる爪の先端部分にジェルネイルが上手く塗れないからです。ジェルネイルが剥がれてくるのは多くの場合エッジ部分からのため、エッジにしっかりジェルネイルを塗ることができない長さの爪の状態では、通常よりももちが悪くなってしまうことは頭に入れておきましょう。
小さい爪にも似合うジェルネイルのデザインはどんなもの?
ジェルネイルというと様々な凝ったデザインの爪が想像されますよね。しかし爪が小さい人におすすめのジェルネイルは、それとは反対でシンプルで明るい色を使ったデザインです。
長くて大きな爪に塗ると圧迫感や派手なイメージが出てしまう明るい色でも、爪が小さい人が塗れば色の主張が強くなり過ぎず、程よい印象を与えてくれます。10本の指それぞれに違う色を配置しても、うるさくならずにかわいい印象を与えてくれるのは、爪が小さい人ならではの特権だといってよいでしょう。
また、フレンチやドットなどの柄をつけても更にかわいさ倍増です。爪が小さい人には爪が小さい人に似合うジェルネイルがたくさんあります。ぜひ1度挑戦してみてはいかがでしょうか。
小さい爪でもカラーを工夫してジェルネイルを楽しもう
せっかく色が気に入ってジェルネイルをしたのに、なんとなく肌なじみが悪かったり、指の血色が悪い印象になってしまったり、ジェルネイルの色選びって難しいですよね。1度塗ってしまうと普通のネイルと違ってすぐにやり直す気にもならないですし、色選びは慎重に決めたいところです。
指をスラリと美しく見せたい時には、スキンカラーを選びましょう。肌なじみが良く、指先の肌の延長線のような印象で指を長く見せてくれる効果があります。しかしスキンカラーにも色々あり、自分の指先の肌の色に合った色を選ばないと逆効果になってしまいます。
迷ったときには透明感のあるシアーカラーを選びましょう。角度によっては自爪が透けて見えるくらいの透け感があると爪先に良くなじみますよ。
爪を長めに残して形をキープ。毎日の手入れでも変わる爪の形
小さい爪でもジェルネイルを最大限に楽しみたいのなら、毎日のお手入れがとても大切になってきます。爪を切るときは2~3mm程度白い部分を残しておきましょう。爪切りで切るのはあまりよくありません。爪やすりで地道に形や長さを整えてください。時間が無いときなどは仕方ありませんが、爪切りで切った後は必ずやすりで滑らかに整えるようにしましょう。
また、爪の形を美しく保つことによってジェルネイルの仕上がりにも差がつきます。やすりは目の粗いものと目の細かいものを用意して、粗いやすりで爪の長さを整えてから細かいやすりで爪の断面を滑らかにして、細かい形の調整をしましょう。
ジェルネイルにおすすめの爪の形は【ラウンドスクエア】という形です。爪の両脇はあまり切らないようにして、長方形を意識して爪を整えましょう。爪の先の2つの角にはほんの少し丸みをつけることがポイントです。
形を整えたら、ジェルネイルをしない間はトップコートを塗っておきましょう。そうすることで長い爪でも清潔感が生まれます。
小さい爪を少しでも長くするためにハイポニキウムをケアしよう
小さい爪でジェルネイルを楽しむ方法をご紹介しましたが、様々なデザインのジェルネイルを楽しみたいのならやっぱり少しでも長い爪の方が良いですよね。小さな爪のままでは満足できないという人のために、少しでも小さい爪でも長くなる方法をご紹介しましょう。
小さい爪でも様々なデザインのジェルネイルが楽しめるくらい爪を伸ばすためには、ハイポニキウムを丁寧にケアすることが大切です。ハイポニキウムとは爪下皮(そうかひ)とも呼ばれる、爪と指先の間にある透明な薄い皮のような膜のことです。
ハイポキニウムが健康に成長すると、爪を表から見たときのピンクの部分の広さが大きくなり、女性的で美しい爪になります。
ハイポキニウムは爪と一緒に成長します。このハイポキニウムが健康な状態で成長しないと、爪の中に細菌やごみが入り、爪の健康状態に影響します。また、ハイポキニウムのケアが十分でないと爪が乾燥してしまい、折れやすくなってしまいます。
そんな重要なハイポキニウムをケアする方法は、保湿をしっかりすることと、爪への負担を減らすことです。ハンドクリームなどで、特に指先を念入りに保湿しましょう。食器洗いの際は指先を守るためにゴム手袋をしたり、爪にダメージを与えるような指先を使う作業などは避けましょう。