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走るときの吐き気対策とは?気持ち悪くなる原因と予防方法

走ると吐き気がしてくるのはどんなことが原因なのでしょうか?気をつけていても、吐き気があるときにはこんな対策もしておくといいでしょう。

吐き気の原因によって対策方法は、変わってきますがどれもランニングの前に気をつけておくといいものにはどんなことがあるのでしょうか。

走っているとき、走った後の吐き気対策方法を紹介します。

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走るときの吐き気対策のポイントは食事のとり方

走っている間や走っている途中に起るつらい吐き気に、悩んでいる人もいるのではないでしょうか。はたしてそんな吐き気に対する対策はあるのでしょうか。

長距離を走ると、その運動によって全身の筋肉に血流が回り、そのため内臓への血の流れが不足して内臓の働きが悪くなります。そのため、食べ物を受け付けなくなり、吐き気の症状が現れる人もいるようです。

そのための対策としては、ランニング前の食事やその方法に気を付けることをお勧めします。

食べ物の消化が十分出来ていない状態でのランニングは、吐き気の原因となります。
食後に直ぐ走ろうとする方がいますが、決してよくありません。
ランニング前の食事は、2~3時間前に行い、油の少ない食事を取ることが理想です。食べ物の消化には2~3時間程度必要です。野菜などは、もう少し早く消化がされるとしても、十分な時間を空けたほうが良いでしょう。

また朝はなかなか時間が取れないという人もいるでしょう。ランニングしたいけれども、朝食後2~3時間程度空けることが出来ないという人もいるはずです。

そのような人は、走る1時間程度前に、軽く消化吸収のよいものを食べてから走るのがお勧めです。
おにぎりやうどんなどは、消化しやすい食べ物です。筋肉に血液が行くと消化器官の血流は抑えられてしまうため、油の多い食べ物や消化に悪い食べ物の摂取を控えるべきでしょう。なるべく消化によいものを選んでください

また時間がなくて走る30分程度前になってしまった場合は、野菜ジュースや果物をとるのが良いでしょう。いつも以上によく噛んで、胃に負担をかけないようにしてください。

どんなに時間がなくても、空腹で走るのはよくありません。しかし、食べて直ぐや満腹の状態で走るのも逆効果と言えます。腹八分目より少ないかなと思う程度にしておきましょう。

もし、朝に走るのであれば、起きた後は軽く糖分などを補給し、走り終わってから普通の食事を取るようにすると良いでしょう。

走ると吐き気がするのはなぜ?対策にはどんなことをしたらいい?

では、走るとなぜ吐き気がするのでしょうか。対策にはどのようなことをすれば良いのでしょうか。

走る時の吐き気の原因は、消化器官の動きが抑えられる事の他に、低血糖も考えられます。

長時間の運動をすると、低血糖が起りやすくなります。運動をすることでエネルギー源であるブドウ糖が消費され、血液中の糖濃度が下がります。つまり低血糖とは、体の中のエネルギー源である血液に含まれる糖が不足した状態なのです。長時間の運動やいつもより激しい運動をした場合は注意が必要です。特に空腹の状態で長い時間走ると、低血糖になってしまう可能性があります。

低血糖になると、吐き気を生じるだけでなく、胸がむかむかしたり、頭痛、イライラ、動悸や手足のしびれ、集中力の低下、強い眠気などといった様々な症状が見られるようになります。

低血糖を起こさない為にも、空腹状態で走るのはよくありません。しかしながら、食事後に直ぐに走るのは消化不良を起こすことに繋がります。走る30分以上前に、軽くバナナやチョコ、栄養補給ゼローなど糖質を補給してから走ると良いでしょう。

走るときの吐き気の原因は下り坂? 対策は水分補給!

走っていて吐き気がする状態や場所に心当たりはありませんか。胃に刺激を与えるような、状態や場所で吐き気を催したことはありませんか。

いつもより速いスピードで走ったときや、足に負担がかかりやすい下り坂などでは、振動で胃を刺激してしまうこともあるでしょう。下り坂では足に伝わる衝撃は、上り坂の2倍といわれています。走っている途中で下り坂に入ると安心することもあるかも知れませんが、下り坂こそが注意が必要な場所なのです。また下り坂のせいでスピードアップしてしまうこともあるでしょう。
下り坂では、ブレーキをかけるような走り方をしている人を見かけます。足の振動がそのまま胃腸に伝わってしまい負担をかけるため、吐き気がすることがあるでしょう。振動が伝わりにくいフォームを身に付けることが大切なのです。

また、夏のランニングやレースなどでは、脱水症状が起きやすくなります。水分が失われることで血液濃度が濃くなり、血液がどろどろの状態になります。血管の中の水分の量が減って血行が悪くなると、毛細血管まで十分に血液が行かず血液不足となり、体調不良をおこす原因になったり、胃粘膜の荒れにつながります。脱水症状を防ぐ対策として、ランニングやレース中にはしっかりと水分だけでなく塩分の補給も心がけてください。

体液は、水分とミネラル、たんぱく質など構成されているため、脱水症状になると、体内の水分とミネラルの一つであるナトリウムも不足してしまいます。ナトリウムとは塩です。そのナトリウムが不足してしまうと吐き気の症状が現れることがあります。必ず水と一緒に塩分の補給もしましょう。

エイドにあるドリンクには味のついているものがあります。そのようなドリンクは胃にも優しく塩分も含まれているのでお勧めです。しかし飲みすぎは下痢や嘔吐を引き起こすこともあるため、コップ2杯程度までにしましょう。

走ると吐き気がするのは天候にも左右される!対策をしておくことが大切

走ると吐き気がするのは、天候のせいかも知れません。外的要因は大きいものです。をの外的要因の代表といえるのが「暑さ」でしょう。炎天下の長時間の運動には注意が必要です。

高温多湿な環境に身体が適応できないことで生じるのが、熱中症です。熱中症になれば、吐き気や頭痛などの症状を引き起こします。もしそのような症状が出た場合には、走ることを一度ストップして、症状が改善するまで安静にするべきです。

また事前に対策をしておくことも必要です。レースの天候を事前に確認し、給水のプランを立てたり、熱を放出できるようなランウエアや帽子を着用するもの良いでしょう。
給水所で身体に水をかけ、体の外から冷やすのも一つの手です。事前準備をしっかりすることで、熱中症を防ぐことが出来るのです。

走った後の吐き気の原因とは?

走った後に吐き気がすることはありませんか。これは、急に走るのを辞めてしまうことが原因で起こることがあります。

ランニング中は、筋肉に血流が集中しますが、その状態からいきなり走ることを辞めた場合、心臓や脳に血液が戻りにくくなります。筋肉に血液が溜まってしまいます。そのため、消化器官が上手く働かず吐き気がすることがあるのです

ランニング後は、徐々にペースダウンしましょう。ゴールしても急に止まってしまわないことです。ゴール手前から少しずつペースを落とし、最後はウォーキングしてゴールするのがお勧めです。

呼吸と心拍数を正常にすることが大切です。また、ランニング後はストレッチをし、筋肉に溜まった血液を全身にめぐらせましょう。特に下半身に血液が溜まっているため、下半身中心のストレッチをしてください。

ちょっとした工夫で、快適なランニングライフを送ることが出来るはずです。ぜひ今日から実践してみましょう。