和装の髪飾りに生花を選ぶ方は少なくないのではないでしょうか。やっぱり生花は着物の柄にまけない豪華さがありますよね。
そんな生花のヘッドドレスの注文方法から、今人気の生花を使ったヘアスタイルまでをご紹介いたします。
また生花以外の和装の髪飾りについても調べてみました。どうしても気に入った生花が手に入らないときの参考にしてみてください!
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和装の髪飾り、生花のヘッドドレスについて
結婚式でドレスを着る際に髪に装飾する髪飾りには、クラウンや、ティアラなどがありますが、和装では造花などあります。
和装において、近年では生花を使用するケースが多くなってきました。
その生花は花屋さんにより花1輪ずつピンを刺し、保水するなど加工され、そのパーツを美容師がセットするという流れになっています。
どんな生花を使うか、どんなヘアセットにするか、あらかじめ花屋さんとミーティングをします。
基本的に、式を行う会場と花屋さんが提携していますので、最初から花屋さん選びを行う手間が省けますね。
<花屋さんの声>
旬の花の使用をオススメします。
手に入りやすいというのもありますが、式を挙げる季節との季節感も出ます。
ですが、好みは人それぞれですので、どんなお花を使いたいか、どんなヘアスタイルにしたいか、また和装の色などにもより大きさ、種類、色は別れてくると思いますので、ご相談ください。
加工しやすいもの、鮮度を保ち続けられる花、などお花にも事情がありますのでミーティングの際にお客様が後悔ないように私どもも承りたいと思います。
和装の生花の髪飾りの注文の仕方について
美容師と生花を使ったヘアスタイルの相談をする
最初に担当の美容師さんとどんなヘアスタイルにしたいか、どんな生花を使いたいかを決めることが話が早いと思います。
提携している花屋さんがある場合は、美容院またはその会場の担当者の方から花屋さんに発注をしてくれます。
また大まかに伝えた後は専門である美容師さんにお任せしたい、というのであれば美容師さんと花屋さんで交渉を行ってくれる場合があります。
万が一、生花でのヘアセットを取り扱ってない美容院だと美容院を変えるしかないでしょう。
美容師との相談後に髪飾り用の生花を花屋さんへ注文
基本は花屋さんに注文します。
美容院や会場などで提携している花屋さんがあればそこでもいいですし、自分の好きな花屋さんがあればそこを利用するのもいいでしょう。
値段は張りますが有名なデザイナーさんなどへ依頼するという手もあります。
和装の生花の髪飾り、今人気のオススメのスタイル
和装に合う、白無垢とかすみ草
この2つを合わせ斬新スタイルに。
更に紫陽花とトルコキキョウを合わせて飾るといいですね。
かすみ草のブーケも一緒に合わせると統一感がでます。
クラシカルでスタイリッシュになる生花
緑の紫陽花とラナンキュラスを合わせます。
ラナンキュラスは、花びらが少なくツルツルしていて珍しい花です。
この組み合わせはクラシカルでスタイリッシュな雰囲気になります。
ダリアとピンポンマムは髪飾りに最適
大きな白いダリアの差し色に鮮やかなピンポンマムを取り入れると一気に華やかさが増します。
大きなユリも和装に似合う
編みこんだ前髪、トップはウェーブを効かせて今風のヘアスタイルに大きなユリはアクセントにもなりオシャレでしょう。
生花でおすすめの濃いピンクのダリア
サイドに寄せた定位置のシニヨンに、前からでも見えるようにぐるっとお花を飾ります。色内掛けと合わせた濃いピンクの花が印象的なヘアスタイルに。
生花の髪飾りは自分で作ることも出来ます!
準備するもの
- 生花や葉(お好みのもの)
- フローラルテープ
- コットン、ティッシュ、キッチンペーパーどれでも可
- はさみ
- ワイヤー(一輪につき1、2本)
手順
- 生花や葉の茎を2㎝ほど残し斜めカット、生花を長持ちさせるため切り口を30分水につける。水に延命剤や活力剤をいれるとより長持ちします。大きく花びらを開かせたいためには、熱めのお湯で1時間ほどつけましょう。
- 茎にワイヤーを真ん中くらいまで刺し、下向きに曲げる。大きな花や固定部分を補強するためにはワイヤーを2本使う。その時、交差させて十字になるように刺します。
- 水にしたしていた切り口をコットンで巻く。この工程でも活力剤や延命剤の使用は可能。
- 余分なワイヤー部をカットしフローラルテープを巻きます。花の根元を部分をしっかり巻く事で自然な花に見えます。
- 生花は涼しい場所におきましょう。
自宅で作り美容院に持ていく場合は湿らしたペーパーを引いて箱に入れたり、ビニールにいれ霧吹きなどで湿らせてあげましょう。
和装に似合う生花以外の髪飾りをご紹介!
和細工
日本の伝統に残る工芸の1つです。
手作業で一つ一つ丁寧に作られ、和のイメージを引き出してくれます。
水引
慶弔行事に使用される、こちらも伝統工芸の1つになります。
お花のモチーフ、お祝いの場にふさわしい鶴など結び方が様々です。
造花
遠目からみたら本物とわからないような質の良い造花も数多くあります。
生花と違い、使用後はお家に飾って思い出の花としてもいいですね。
この他にも個性的なものを一風変わったものもあり、結婚式のテーマや色内掛けの柄に合わせたものをチョイスするとオシャレ度もアップします。
選択がまちがってしまうと、へんてこになってしまう場合もありますのでご注意ください。